Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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法学 I 加納 隆徳
【Ⅴ】  2単位
【Ⅴ 法律と政治のしくみを学ぶ】 15-1-1334-4219-07

1. 授業の内容(Course Description)

この講義は、高校の授業でならった法に関わる知識を深め、教養としての法律学を学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

法にかかわる知識を獲得した上で、社会で生起している問題について、法的な見方や考え方をもちいて解決しようとする姿勢をもつことができる。特に、憲法や刑法などの公法的な法について学んだ上で、社会で発生している社会問題に対して、法を用いた解決策などを考えることができる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

試験による評価が原則です。論述式の問題が多くなります。希望者がいれば、レポートによる評価に差し替える可能性もあります。試験では、基本的な概念を、正確に理解しておくことが重要となります。ただ、暗記するだけではなく、関連する学説、関連する裁判例を踏まえて理解しておきましょう。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

・六法全書(簡易な小型版でよい。)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

社会で生じている現象に興味をもってください。その背後には法に関わる問題が含まれていることは少なくありません。法律に関わる事件は、テレビや新聞などでよく報道されています。それらのニュースに目を向けながら、今、学んでいる内容とリンクさせることができるようにしていきましょう。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

なお、法学 I と法学 II の内容は重なってきますので、一年通して受講することを推奨します。一応それぞれ独立した内容になっています。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 法を学ぶまえに(法は読むだけでは分からない)
【第3回】
 憲法1(憲法改正問題と憲法の役割)
【第4回】
 憲法2(憲法が国民の前に出てくるとき 「それでも僕はやってない」)
【第5回】
 憲法3(憲法の中身をみてみよう)
【第6回】
 憲法4(基本的人権)
【第7回】
 憲法5(統治機構)
【第8回】
 刑事裁判と刑法
【第9回】
 裁判員制度・刑務所(希望者は刑務所見学などを企画)
【第10回】
 犯罪と刑罰
【第11回】
 少年法改正問題
【第12回】
 模擬裁判
【第13回】
 みのまわりの法的な事象
【第14回】
 自由報告 まわりの出来事を法的に考えて見る
【第15回】
 まとめ