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授業の概要(ねらい) |
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銀行の業務と経営の実際について、金融・経済学の専門知識を踏まえて学ぶことを通じて、下記の3点を身につけ、各自の人的な価値を高めることが目的。 現実に即して学ぶために、銀行業務経験の豊富な銀行マンを講師として招聘し、最前線の話を聞く機会を適宜設けるほか、カレントな金融の話題を随時取り上げ、臨場感あふれる内容とする予定。 ①現実の金融問題と金融の専門知識を理解するための取り組みを通じて、自らが主体的に学ぶ姿勢と方法を身に付ける。 ②明快なプレゼンテーション、簡潔な文章表現といった、社会人にとって必須の口頭および文章表現力を向上させる。特に口頭でのプレゼンテーション能力の向上を重視する。 ③豊富な情報の源ではあるが、玉石混淆である“インターネット”から金融に関する有効な情報を引き出すノウハウをマスターする。
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2. |
授業の到達目標 |
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金融の常識を身に付けるとともに、人前で自説をきちっと説明できるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①ゼミへの参加状況、②リポートの内容、③口頭プレゼンテーションの3者により、総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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〔テキスト〕 ①『金融読本〔第29版〕』島村 高嘉・中島 真志 著 東洋経済新報社 ②『現代の金融入門【新版】』池尾 和人 著 ちくま新書
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5. |
準備学修の内容 |
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上記テクスト等について事前に指定された部分を毎回予習してくることが求められる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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事前の知識は求めない(初心者でも一定のレベルの金融の常識を身に付けられる)。好奇心・探究心旺盛な学生の参加を特に歓迎する。できれば、各自がインターネットを使える環境を整備することが望ましい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
前期は、金融業務、金融機関の収益とリスク管理、不良債権問題とは何かといった金融の基礎的な事項や概念について、項目4のテキストおよび配布プリント・DVD等を材料に議論していく。それを踏まえて、1チーム4、5名のチームを作り、チーム毎に希望するテーマについて共同で研究し、夏季セミナー【合宿】においてプレゼンテーションを行なってもらう予定。 後期は、銀行収益の実情や、銀行経営の基本的な概念について、プリント等を材料に議論し、金融機関の経営戦略を評価する問題意識・視点を身に付ける。それを土台として、各自が関心を持っている銀行等を自由に取り上げ、その経営戦略についてインターネット等の情報を活用して、経営コンサルタントになったつもりで事例研究(=ケース・スタディ)を実施する。その成果について、経営トップに報告するつもりで、各自プレゼンテーションを行う。同時に当該ケース・スタディについてレポートに纏めてもらう。 |
【第2回】 |
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【第3回】 |
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【第4回】 |
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【第5回】 |
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【第6回】 |
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【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
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【第12回】 |
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【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
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