1. |
授業の概要(ねらい) |
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社会人になればコミニュケーション能力(特に双方向の口頭による伝達能力)が求められます。実務では、自ら調べ、熟考・資料を作成し、上司や顧客にプレゼンテーションを行い、質問や意見に相応の応答ができるようになることが必要になります。この一連の対応が不十分であれば、たとえ某トップ大学トップ学部でも「使えない」と見なされ、逆にプレゼンテーション能力が認められれば「有能な人材」という評価となります。1年という短い期間でありますが、当ゼミは学生が「有能な人材」になるために訓練することを主たる目的とします。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)グループ学習ならびにゼミ全体でのプレゼンテーション能力を、社会人1~2年生の「有能な人材」のレベルまで集中的に身に着ける。 (2)春・秋学期それぞれのテーマについて、下記のテキスト・参考文献に加え、日本経済新聞や経済誌などから最新情報を収集・分析し討論の材料とすることができるようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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上記2の到達目標との相対評価。勿論、失敗による原点主義は決してとらず、積極的な参加度合いに基づく、加点主義に則って評価します。積極的な参加がみられなければ、不合格とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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池尾和人『現代の金融入門【新版】』ちくま新書、2010年。
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5. |
準備学修の内容 |
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グループによるプレゼンテーション準備。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・仮に直接自分の関心のない分野であっても、経済学徒として良識のある社会人になるための準備となることを心掛けて欲しい。 ・プレゼンテーションにあたっては意欲的な姿勢でのぞんで欲しい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション、自己紹介 |
【第2回】 |
日本の財政Ⅰ テスト |
【第3回】 |
日本の財政Ⅱ テスト |
【第4回】 |
日本の財政Ⅲ テスト |
【第5回】 |
グループ発表、PowerPoint演習① |
【第6回】 |
PowerPoint演習② |
【第7回】 |
金融システム |
【第8回】 |
金融政策と中央銀行 |
【第9回】 |
資産価格とそのバブル |
【第10回】 |
日本の企業統治 |
【第11回】 |
金融機関の分解と高度化 |
【第12回】 |
金融規制監督 |
【第13回】 |
最近の金融 |
【第14回】 |
復習 |
【第15回】 |
まとめ |
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