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授業の概要(ねらい) |
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プレゼンテーションとは、単なる「話法」ではありません。 相手を「説得」し「共感」を得、相手と自分の間に「Win-Win」の関係を築くための技術(スキル)です。 あなたが誰かを説得し、その相手があなたの考えに同意してくれるためには、優れたコミュニケーション技術が欠かせません。充分に計算され、構成され、準備されたプレゼンテーションを行うために、プレゼンテーション技術は存在します。 このことは、2020年オリンピック招致における日本チームの成果でも証明されましたね! プレゼンテーションは「技術あるいは技法(スキル)」ですから、修得が可能です。 プレゼンテーション技術は、大きく①内容作成技術と②発表技術に分かれます。 ①内容作成技術は、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術」で構成されます。 ②発表技術は、②-1「構成の技術」と②-2「発表の技術」に分かれます。 そして、これら技術をサポートするのが③「V/A(ビジュアルエイド)の技術」です。 春期の授業では、個々人のスキル修得を目的とし、②-2「発表の技術」を中心に②-1「構成の技術」を加えた演習(実体験)をしてもらいます。 また、現在注目を浴びつつある知的書評合戦『ビブリオバトル』も、授業の中で展開したいと考えています。
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授業の到達目標 |
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個人の発表技術の研鑽を目指す【春期】では、多数の相手に対し説得力ある「プレゼンテーション」をするための技法とコツ、ならびに説得力ある「内容」を組み立てる技法を修得してください。
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成績評価の方法および基準 |
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プレゼンテーションの授業は、①講義と②演習の繰り返しとなります。 したがって、出席と演習参画が絶対条件です。 【春期】出席点:60点 演習技術点:20点 態度・意欲点:20点で評価します。
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教科書・参考書 |
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「テキスト」「チェックポイント」「演習シート」等、プリントを配布します。 要望があれば、参考図書を紹介します。
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準備学修の内容 |
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③V/A(ビジュアルエイド)の技術として、「パワーポイント(Microsoft Office PowerPoint)」を使用することが一般的です。 社会人としても必須である「パワーポイント」の操作技術は、授業と並行して習得しておいてください。
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その他履修上の注意事項 |
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“人前で、発表をする...!”最初は、誰でも不安です。目を上げることもできない、何を話せばよいのか...? でも、いつまでも怖がってはいられません。 プレゼンテーションは修得可能な「技術」ですから、回を重ねていくうちに『説得力ある』内容を堂々と話すことができるようになります。 門は開いています。是非、積極的な演習参加を期待しています。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス |
【第2回】 |
「プレゼンテーション」の意義、「プレゼンテーション技術」の必要性講義 |
【第3回】 |
「発表の技術」導入演習1(個人) |
【第4回】 |
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【第5回】 |
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【第6回】 |
「発表の技術」講義 |
【第7回】 |
「発表の技術」演習2(個人) |
【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
「ビブリオバトル」講義ならびに準備 |
【第12回】 |
「ビブリオバトル」演習(個人)⇒ 優秀者は、青舎祭時の帝京大学チャンプ大会に推薦 |
【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
総講評 |
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