Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
プレゼンテーション I 円谷 洋一
選択  2単位
【経営】 16-1-1120-2773-01

1. 授業の概要(ねらい)

 プレゼンテーションとは、単なる「話法」ではありません。
 相手を「説得」し「共感」を得、相手と自分の間に「Win-Win」の関係を築くための技術(スキル)です。
 あなたが誰かを説得し、その相手があなたの考えに同意してくれるためには、優れたコミュニケーション技術が欠かせません。充分に計算され、構成され、準備されたプレゼンテーションを行うために、プレゼンテーション技術は存在します。
 このことは、2020年オリンピック招致における日本チームの成果でも証明されましたね!
 プレゼンテーションは「技術あるいは技法(スキル)」ですから、修得が可能です。
 プレゼンテーション技術は、大きく①内容作成技術と②発表技術に分かれます。
  ①内容作成技術は、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術」で構成されます。
  ②発表技術は、②-1「構成の技術」と②-2「発表の技術」に分かれます。
 そして、これら技術をサポートするのが③「V/A(ビジュアルエイド)の技術」です。
 春期の授業では、個々人のスキル修得を目的とし、②-2「発表の技術」を中心に②-1「構成の技術」を加えた演習(実体験)をしてもらいます。
 また、現在注目を浴びつつある知的書評合戦『ビブリオバトル』も、授業の中で展開したいと考えています。

2.
授業の到達目標

 個人の発表技術の研鑽を目指す【春期】では、多数の相手に対し説得力ある「プレゼンテーション」をするための技法とコツ、ならびに説得力ある「内容」を組み立てる技法を修得してください。

3.
成績評価の方法および基準

 プレゼンテーションの授業は、①講義と②演習の繰り返しとなります。
 したがって、出席と演習参画が絶対条件です。
 【春期】出席点:60点 演習技術点:20点 態度・意欲点:20点で評価します。

4.
教科書・参考書

 「テキスト」「チェックポイント」「演習シート」等、プリントを配布します。
 要望があれば、参考図書を紹介します。

5.
準備学修の内容

 ③V/A(ビジュアルエイド)の技術として、「パワーポイント(Microsoft Office PowerPoint)」を使用することが一般的です。
 社会人としても必須である「パワーポイント」の操作技術は、授業と並行して習得しておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

 “人前で、発表をする...!”最初は、誰でも不安です。目を上げることもできない、何を話せばよいのか...?
 でも、いつまでも怖がってはいられません。
 プレゼンテーションは修得可能な「技術」ですから、回を重ねていくうちに『説得力ある』内容を堂々と話すことができるようになります。
 門は開いています。是非、積極的な演習参加を期待しています。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス
【第2回】
「プレゼンテーション」の意義、「プレゼンテーション技術」の必要性講義
【第3回】
「発表の技術」導入演習1(個人)
【第4回】
【第5回】
【第6回】
「発表の技術」講義
【第7回】
「発表の技術」演習2(個人)
【第8回】
【第9回】
【第10回】
【第11回】
「ビブリオバトル」講義ならびに準備
【第12回】
「ビブリオバトル」演習(個人)⇒ 優秀者は、青舎祭時の帝京大学チャンプ大会に推薦
【第13回】
【第14回】
【第15回】
総講評