1. |
授業の概要(ねらい) |
|
人間と組織における進化の動態の研究: 「組織・社会の成長の歴史に関する文献」 並びに 「日経新聞に連載された企業人の成長の記録である特集記事『私の履歴書』」を研究材料として、その学習成果を持ち回りで発表し討議する。これにより、人間と組織における変化・成長の動きを学習し、これらを生む重要な点(オーダー・パラメーター)を社会科学として明確にし、また、整理を行う。この知識を、新しいビジネスを作る意思の形成とそれを実行する技術に活用することを狙う。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
実践的なプレゼンテーションと討議で、知識を深化させ、自分のものとして理解できるようにする技術を身につける。 人間と組織の進化に関する知識を広め、新たなことに柔軟に挑戦していく姿勢を増進させる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
事前調査・学習を含む授業への積極的な参加とプレゼンテーションによる貢献(50%)。授業態度にみられるディスプリン(訳注:決められたことをそれが辛かろうが妥協せずに実行する強い姿勢・自制心・自己鍛錬)(50%)。これらを総合して評価。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
『銃・病原菌・鉄 ㊤㊦』(ジャレド・ダイヤモンド、草思社文庫) 日本経済新聞 『私の履歴書 企業人編』(日経新聞社)等 (私の履歴書の個別の推奨文献は授業にて、資料配布または紹介する予定) 『エマソン 妥協なき経営』(チャールズ・F・ナイト著、ダイヤモンド社) 『隠れたチャンピオン企業』(ハーマン・サイモン著、中央経済社)
|
5. |
準備学修の内容 |
|
『銃・病原菌・鉄 ㊤㊦』(ジャレド・ダイヤモンド、草思社文庫) 及び ゼミで選択した『私の履歴書』関連資料はよく読んでください。 日本経済新聞を読むようにしてください。ゼミでは、先週の新聞記事の中から、各自がコメントを発表する場があります。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
ゼミテンと学習関連ばかりでなく生活についても自由で多様な意見交換をしてください。 パワーポイント等を使用したプレゼンテーションスキルを磨くこと。 大学生活、就職活動については、皆で良く情報交換して助け合いましょう。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 |
イントロダクション |
【第2回】 |
組織・社会の成長の歴史 |
【第3回】 |
複雑な社会経済システムと人間・組織の進化の動態 |
【第4回】 |
ワークショップA1 |
【第5回】 |
ワークショップA2 |
【第6回】 |
ワークショップA3 |
【第7回】 |
ワークショップA4 |
【第8回】 |
日経『私の履歴書』の読み方 |
【第9回】 |
ワークショップB1 |
【第10回】 |
ワークショップB2 |
【第11回】 |
ワークショップB3 |
【第12回】 |
ワークショップB4 |
【第13回】 |
人間・組織の成長の要諦 |
【第14回】 |
アントレプレナーシップ |
【第15回】 |
人間・組織の進化の研究 (まとめ) |
|