1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義では、社会科学の視点から観光をとらえ、観光が社会にもたらす影響、社会が観光のあり方に及ぼす影響について考察する。 なお、適宜関連する産業組織学や行動科学などの知見も取り入れながら、幅広い視点から観光を理解していく。 春学期は、観光を構成する「ひと」、具体的には観光者とその観光者をもてなる人をテーマとする。 秋学期は、さまざな新しいツーリズムの形態を紹介するとともに、観光の社会的役割について考える。
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2. |
授業の到達目標 |
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観光を社会科学の視点から幅広くとらえ、問題意識を身につけることをねらいとする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点 40%(授業内の小レポート、受講態度) 試験 60%(講義内の中間試験 20%、総合試験 40%)
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4. |
教科書・参考書 |
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必要に応じて講義内で紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業後には、授業内容や授業中に指示された事項について復習すること。 授業で学修したことを普段から気に留め、注意深く観察し、自らの学びに役立てること。 具体的には、 ①観光者及び観光業に従事している人々の行動を注意深く観察する ②新聞やニュース等で報道される観光にまつわる市場動向や社会情勢に目を向ける など。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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新聞やニュース等から、積極的に観光や現代社会のトレンドについての情報を収集し、常に学びの下地を作るよう心掛けてほしい。 講義中の私語及び雑談は厳禁。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス |
【第2回】 |
自由時間行動としての観光 |
【第3回】 |
観光旅行の類型(1) |
【第4回】 |
観光旅行の類型(2) |
【第5回】 |
観光者の欲求と動機(1) |
【第6回】 |
観光者の欲求と動機(2) |
【第7回】 |
中間試験と復習 |
【第8回】 |
観光のプランニング |
【第9回】 |
観光者の情報行動(1) |
【第10回】 |
観光者の情報行動(2) |
【第11回】 |
サービスマーケティング(1) |
【第12回】 |
サービスマーケティング(2) |
【第13回】 |
観光業におけるホスピタリティ(1) |
【第14回】 |
観光業におけるホスピタリティ(2) |
【第15回】 |
まとめと試験 ※受講者の内容理解度などにより、講義の進捗具合は変更の可能性がある。 |
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