Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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法律学演習 I 喜多 康夫
必修  2単位
【法律】 16-1-1210-0175-09

1. 授業の概要(ねらい)

 本演習の目的は3つあります。第1に、国際法の基礎知識の習得です。第2に、論理的思考力の向上です。第3に、学生の親睦です。
 第1点目と第2点目の目標については、前期では教員と学生の間の双方向対話(ソクラテス・メソッド)を用いた(マイケル・サンデル先生の)「ハーバード白熱教室」的授業を行う予定です。本年度は、現実の国際問題を題材にして授業をしたいと思います。そのため、日本経済新聞をゼミで読みます。
 また本演習では、第3点目の目的である親睦も重視しています。親睦会はゼミ生の主導で行いたいと思います。3年生は5月下旬に八王子セミナーハウスでサブゼミ合宿を行います。

2.
授業の到達目標

 ①国際法の問題を分析できる。
 ②論理的に自己の主張を展開できる。

3.
成績評価の方法および基準

 (報告や質疑応答などの)授業貢献及び試験により評価します。

4.
教科書・参考書

 教科書と資料についてはまた後日におって知らせしますが、指定する条約集は必須です。

5.
準備学修の内容

 ソクラテス・メソッド的な双方向対話授業だけでなく、報告もやってもらいたいと考えています。その準備も必要ですし、新聞を読むなどして、国際情勢に常にアンテナを張っておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

 【関連科目】この法律学演習は国際法のゼミなので、国際法の基礎知識はやはり必要です。そのため、国際法体系の全体構造に関する授業である「国際法(歴史・法源)」、「国際法(主体)」、「国際法(空間)」及び「国際法(秩序維持)」を履修することが望ましいと考えます。また、さらに国際法の専門分野として、「国際組織法A/B」「国際人権法」「国際安全保障法」「国際経済法I/II」「国際裁判所論I/II」「国際刑事法I/II」なども直接的にも、または間接的にもこのゼミに関連します。
 【学生へのメッセージ】学部生時代を振り返れば、一番楽しかった授業は演習でした。ゼミ仲間との議論や親睦は今でもいい記憶です。本演習ではしっかりと勉強してもらいますが、勉強を知的な遊びと感じてもらえると嬉しいです。
 質問のある学生は、yaskita@main.teikyo-u.ac.jpにまでメールを送ってください。なお、その場合は表題に「・・・の件」とした上で、氏名及び学籍番号と用件の内容をメール本文に記して送ってください。匿名メールはスパムとして取り扱います。

7.
各回の授業内容
【第1回】
詳細な計画はおって知らせます。
【第2回】
【第3回】
【第4回】
【第5回】
【第6回】
【第7回】
【第8回】
【第9回】
【第10回】
【第11回】
【第12回】
【第13回】
【第14回】
【第15回】