1. |
授業の概要(ねらい) |
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労働法は、雇用されて働くうえで生じる様々な問題の法的解決を図ることを目的としています。個々の労働者と使用者との雇用関係を規律する雇用関係法、集団としての労働者(労働組合)と使用者との関係に関する労使関係法等の領域があります。労働法IIでは、労働法Iに引き続き、労働契約法が制定されるなど重要性が高まっている雇用関係法を中心に講義し、労使関係法等も簡単にですが取り上げます。事例を交え、具体的なイメージを持てるように講義を進めていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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①労働法の基礎的な知識を身につけます。 ②労働法の基本的枠組みを理解するとともに、その背後にある考え方、問題点について考える力を養うことを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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テスト(ミニテストも含む)(90%)、授業への貢献状況(10%)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:森戸英幸『プレップ労働法(第5版)』弘文堂
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5. |
準備学修の内容 |
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指定したテキストを事前に読み、またよく復習すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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六法を持参のこと。労働法を理解するには、I、IIと継続して履修するのがのぞましいです。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
労働協約の改訂、非正社員の労働契約① |
【第2回】 |
非正社員の労働契約② |
【第3回】 |
雇用平等 |
【第4回】 |
雇用平等・労働者の人権擁護 |
【第5回】 |
賃金 |
【第6回】 |
労働時間① |
【第7回】 |
労働時間② |
【第8回】 |
休暇・休業① |
【第9回】 |
休暇・休業② |
【第10回】 |
労災補償 |
【第11回】 |
労働組合・団結権・団体交渉権 |
【第12回】 |
労働協約締結権 |
【第13回】 |
団体行動権 |
【第14回】 |
不当労働行為救済制度 |
【第15回】 |
まとめ テスト |
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