Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
行政法研究 II 飛弾 直文
選択  2単位
【法学研究科】 16-1-1210-1974-04

1. 授業の概要(ねらい)

 行政法の理論、諸概念は、行政と国民の関係を適正に規律し、紛争の的確な解決に役立つことによって真価を発揮するものといえます。具体的な事案は、理論と現実が切り結ぶ場として、行政法理論を検証し、それを発展させる場としても有益なものです。結論だけでなく、関連する制度や様々な議論も含めて幅広く検討することにより、さらに行政法と行政上の問題についての理解が深まり、また将来に向けての応用力も培われるものです。具体的な行政法の事例問題についてその奥行きをとらえ、論点を整理し、発表し、討論を行うことによって行政法と行政のあり方を考えていきます。

2.
授業の到達目標

 行政法に関する具体的事例について研究を行い、行政の法的側面に対する理解を深めることを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 毎回の担当者による報告の内容とそれに対する全員の討議の状況等により、評価を行います。一定以上欠席した場合には単位は認められないので、注意すること。

4.
教科書・参考書

 具体的な事例を中心に進めることを基本に、受講者の意向・関心も踏まえ、決める予定です。

5.
準備学修の内容

 行政の諸問題について常に関心をもっておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 全員が課題について予習をしてきて積極的に討議に参加すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
オリエンテーション1
【第2回】
オリエンテーション2
【第3回】
事例について、あらかじめ指定された担当者が、それぞれ事案、当事者の主張、関連する判例や考え方等を報告し、それを基に全員で討議・研究を行います。
また、適宜、こちらからの講義形式も取り入れていきます。
【第4回】
【第5回】
【第6回】
【第7回】
【第8回】
【第9回】
【第10回】
【第11回】
【第12回】
【第13回】
【第14回】
【第15回】
今学期の研究成果の取りまとめ