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授業の概要(ねらい) |
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租税法は、租税債権債務という統一的観念を基礎とした独立の法分野ですが、他の法分野(憲法、民商法等)や経済学、財政学、会計学などとも密接に関連しています。 このため、租税法を学ぶと、同時にこれらの関連分野も学ぶことになりますので、一石二鳥・三鳥の成果が期待できます。 「租税法研究Ⅱ」では、租税法判例をもとに各自が研究成果を発表し、参加者全員で議論します。 租税法の事件の争点には「正解」はありません。考え方を変えればいくらでも異なる結論を導くことができるはずで。受講者の皆さんは租税法の懐の深さを味わってください。
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2. |
授業の到達目標 |
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①判例研究を通じて、一つの事件についてできるだけ多くの結論を導き出せる柔軟な考え方ができるようになること。 ②修士論文を作成する際の課題の選択や論点整理、それに関連する調査、検討及び議論ができるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①授業での発表・レポート及び②授業貢献度で総合的に評価する。 評価配分割合:①50%、②50%
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教科書・参考書 |
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テキスト:①金子宏・佐藤英明・増井良啓・渋谷雅弘『ケースブック租税法』(弘文堂) ②別冊ジュリスト『租税判例百選』(有斐閣) 参考書: 金子 宏『租税法』(弘文堂)
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準備学修の内容 |
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①自分の発表するテーマについては、修士論文を書く積りで準備してください。 ②自分の担当しないテーマについても、予習を十分に行い、授業で積極的に発言してください。
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その他履修上の注意事項 |
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とにかく授業で積極的に発言してください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション |
【第2回】 |
各人の選んだテーマについて順次発表及び議論 |
【第3回】 |
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【第4回】 |
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【第5回】 |
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【第6回】 |
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【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
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【第12回】 |
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【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
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