Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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商法総論 首藤  優
選択  2単位
【法律】 16-1-1210-3287-10

1. 授業の概要(ねらい)

 我々が、日常生活において、コンビニやデパート等で買物をする場合、その相手方となる人は商人であることが一般的です。では、その商人というのは実際にどういう人をいうのでしょうか?その商人について、規定を定めているのが商法総則です。本講座では、商法総則を中心に説明していきます。

2.
授業の到達目標

 ①商事法の基本科目である商法を理解し、説明できるようになること
 ②重要な判例を理解し、説明できるようになること
 ③自身の立つ学説を説明できるようになること

3.
成績評価の方法および基準

 定期試験+中間テスト(定期:中間=4:1)

4.
教科書・参考書

 テキスト:丸山秀平『基礎コース 商法Ⅰ 総則・商行為法/手形法・小切手法』[第3版] 新世社
 参 考 書:第1回授業において説明します。

5.
準備学修の内容

 予め該当範囲のテキストを読んだ上で授業に出席してください。復習も欠かさずに。

6.
その他履修上の注意事項

 民法総論を履修済みであることが望ましいです。
 法律の解釈ですので、六法は必ず授業に持参してください。
 授業中に他の方への迷惑となる行為はしないように心掛けてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス
【第2回】
商法総論
【第3回】
商人その1 商人の定義
【第4回】
商人その2 商行為の種類
【第5回】
商人その3 商人の資格取得時期
【第6回】
商号その1 商号の意義、商号の選定
【第7回】
商号その2 商号権
【第8回】
商号その3 名板貸
【第9回】
中間まとめ
【第10回】
商業使用人その1 支配人
【第11回】
商業使用人その2 表見支配人、その他の商業使用人
【第12回】
商業登記その1 商業登記の意義、商業登記の手続、商業登記の消極的公示力
【第13回】
商業登記その2 商業登記の積極的公示力、不実登記の効力
【第14回】
営業譲渡
【第15回】
まとめ
※進捗状況に応じて変更する可能性があります。