1. |
授業の概要(ねらい) |
|
会計の基礎となる(複式)簿記を中心に会計の概略を学習します。簿記は帳簿記入の略語ともいわれるように、企業活動を金銭で把握し記入する技術です。簿記は会計理論にもとずいて行われる記帳技術を主に扱います。簿記はビジネス言語として企業実務を理解するため、経済社会にかかわりを持つすべての者にとって必要不可欠な知識の一つです。本講義では、日商簿記3級レベルの簿記の知識習得を目指します。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
①商店・中小企業の経理関連書類が理解できる。 ②日照簿記検定試験3級(商業簿記)レベルの問題が解ける。 ③会計学に関する基礎的な知識が習得できる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
中間試験40%、定期試験60%により総合的に評価する。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキスト:片山覚他編著『検定簿記講義/3級商業簿記』(中央経済社) 参考文献:片山覚他編著『検定簿記ワークブック・3級商業簿記』(中央経済社)
|
5. |
準備学修の内容 |
|
教科書には練習問題も付いていますので,各自講義で取り扱った内容をその都度きちんと復習しておいて下さい。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
講義には必ず電卓を持参して下さい。簿記は帳簿技術を学ぶ科目であるので、多くの練習問題を消化しなければなりません。予習・復習、そして宿題をこなす時間の確保が必要です。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 |
授業は、テキストに沿って、概ね次のような予定で進めます。 ガイダンスおよび簿記入門 |
【第2回】 |
仕訳と転記 |
【第3回】 |
簿記一巡-決算- |
【第4回】 |
現金預金取引 |
【第5回】 |
繰越商品・仕入・売上 |
【第6回】 |
売掛金・買掛金およびその他債権債務 |
【第7回】 |
手形、有価証券 |
【第8回】 |
問題演習(中間試験) |
【第9回】 |
固定資産、貸倒損失と貸倒引当金 |
【第10回】 |
資本金と引出金、収益と費用 |
【第11回】 |
伝票 |
【第12回】 |
決算 |
【第13回】 |
総合問題演習① |
【第14回】 |
総合問題演習② |
【第15回】 |
総合問題演習③ |
|