| 【第1回】 |
| 心の哲学は、心の科学とどう違うのか。 |
| 【第2回】 |
| 心の哲学の基本問題についての概観。クオリア問題、自我存在、自由意志、他我問題と独我論、心身問題など。 |
| 【第3回】 |
| 意識状態は脳状態に還元されるか。還元論における、論点先取の問題。 |
| 【第4回】 |
| 物質としての脳から、なぜ物質とは異質の意識なるものが生じるのか。意識の難問。 |
| 【第5回】 |
| 精神は物質に還元可能か。クオリアは物質という概念を前提にしてはじめて問題化する。 |
| 【第6回】 |
| 自由意志は存在するか。決定論が含む問題点について。 |
| 【第7回】 |
| リベットの実験。意志より脳活動が先行する、という実験結果と、その問題点。 |
| 【第8回】 |
| 主観的存在を設定する立場。客観に還元する立場。中立的実在の立場。それぞれにおいて自由意志の問題はどう扱われるか。 |
| 【第9回】 |
| ヒュームにおける、因果の存在証明の不可能性について。 |
| 【第10回】 |
| 因果は便宜的説明として成り立てばよい。同様に、知は役立てばよく、根拠づけられる必要はない。 |
| 【第11回】 |
| ベルクソンによる精神のエネルギーの位置づけ。脳を通じて目前の問題に対処する精神の働き。 |
| 【第12回】 |
| 脳を通じない精神の性質。記憶。これは世界にどう位置づけられるか。 |
| 【第13回】 |
| 未知の物理的エネルギーとしての精神のエネルギー。経験的に認識可能なものとしての精神。 |
| 【第14回】 |
| 概念として扱われる意識以前を、場所として扱う西田の立場。 |
| 【第15回】 |
| 意識から場所を見るのではなく、場所の限定として意識を見る立場。場所は論理的な限定以前であるため、決して経験的認識の対象にならない。 |