1. |
授業の概要(ねらい) |
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春期に学んだことを基礎として、秋期では、おもな題材を雑誌の記事、エッセイ、評論などの散文に限定し、それらを丁寧に読み進めてゆきます。テクストの精読に際して文法的な解説も適宜おこないます。その際、発音・音読練習も取り入れることによって、英語の言語芸術が持つ独特のリズムを体感することも意識します。
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2. |
授業の到達目標 |
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・英語圏文学の散文をじっくりと読み解くことで、第一に、辞書を丁寧に引いながら精読する習慣を身につけること、文章を正確に音読をし、その内容も正確に理解する力を伸ばすことを目指します。 ・つづいて、そのために必要となる論理的思考能力、ならびにその思考を日本語で言語化する能力を高めることや、文章の構成にも注意を払い、英語の文章の構成(流れ)に対する意識を高めることも目標とします。 ・これらの過程を通じて、英語圏文化における慣習や価値観における基礎的な知識を深めるとともに、異文化に対する想像力を養うことが最終的な到達目標になります。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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課題を含む授業への積極的な参加、取り組み(50%)、筆記試験(50%)。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業で指示します。
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5. |
準備学修の内容 |
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毎回課題を出します。その予習、復習を継続することで、授業の内容をより深く理解してゆくことを望みます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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「英語圏の文学 III、IV」を履修していなくても受講可能です。また、教職を希望していない学生も受講可能です。授業中に解説した文法知識を効果的に定着させるためにも「基礎英文法II」の授業も並行して受講することをお勧めします。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
イントロダクション |
【第2回】 |
エッセイを読むポイント(1)イメージする |
【第3回】 |
エッセイを読むポイント(2)場所の把握 |
【第4回】 |
エッセイを読むポイント(3)時の流れ |
【第5回】 |
エッセイを読むポイント(4)指示語の大切さ |
【第6回】 |
エッセイを読むポイント(5)接続詞が教えてくれるもの |
【第7回】 |
エッセイを読むポイント(6)笑いどころ |
【第8回】 |
中間まとめ |
【第9回】 |
評論を読むポイント(1)主題をさがす |
【第10回】 |
評論を読むポイント(2)段落の分析 |
【第11回】 |
評論を読むポイント(3)文の構造 |
【第12回】 |
評論を読むポイント(4)文と文のつながり |
【第13回】 |
評論を読むポイント(5)難しい文を読む |
【第14回】 |
評論を読むポイント(6)「洒脱」な文章を読む |
【第15回】 |
全体のまとめ、筆記試験 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もあります。 |
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