Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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日本古代中世史特殊研究 木村 茂光
選択  4単位
【日本史・文化財学専攻】 16-1-1340-3222-05

1. 授業の概要(ねらい)

 日本中世における対外関係に関する代表的な研究論文を読み、その史学史的意味を理解するとともに、批判を試みる。
 荒野泰典他編『日本の対外関係4 倭寇と「日本国王」』(吉川弘文館)所収論文を輪読する。

2.
授業の到達目標

 ①日本の古代・中世に関する研究の到達度を理解する。
 ②各論文の史学史的位置を習得する。
 ③各論文を批判的に検討し、自分の「立ち位置」を確定する。

3.
成績評価の方法および基準

 毎回の報告内容と批判の的確性を重視する。

4.
教科書・参考書

 荒野泰典他編『日本の対外関係4 倭寇と「日本国王」』(吉川弘文館)のなかから、関心のある論文を選択する。

5.
準備学修の内容

 報告担当でない受講生もしっかり予習して、発言できるよう準備すること。

6.
その他履修上の注意事項

 専門的な研究論文を執筆する姿勢をもって受講してほしい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンスと講読する論文の選択および分担の決定
【第2回】
最近の古代・中世史研究に関する概観
【第3回】
受講生の分担論文の発表①
【第4回】
受講生の分担論文の発表②
【第5回】
受講生の分担論文の発表③
【第6回】
受講生の分担論文の発表④
【第7回】
受講生の分担論文の発表⑤
【第8回】
これまでの発表についての教師による講評・指導
【第9回】
受講生の個別テーマに関する発表と講評①
【第10回】
受講生の個別テーマに関する発表と講評②
【第11回】
受講生の個別テーマに関する発表と講評③
【第12回】
受講生の個別テーマに関する発表と講評④
【第13回】
受講生の個別テーマに関する発表と講評⑤
【第14回】
研究論文のプロットの発表と指導①
【第15回】
研究論文のプロットの発表と指導②