1. |
授業の概要(ねらい) |
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この実習は、社会学的なメディア・リテラシー学習を深める一環として、ビデオ制作等の「映像コンテンツ制作」を実際におこなうための実践的スキルを習得することを目的とします。 6~7人程度のチームに分かれて、家庭用のビデオ機材やスマートフォンなどを使って、ドキュメンタリー、CM、ミニ・ドラマなどの動画作品を制作します。 メディア業界や企業の広告・広報活動に関心のある受講生のみならず、社会学の各分野(地域活性化・環境問題・都市問題など)やボランティア活動・アルバイトなどで映像を活用してみたい受講生など、多様な人材に広く門戸を開いた実習です。また、社会学演習や卒業論文などでビデオ撮影を活用してみたい人にも開かれています。 ※この実習に必要な基礎知識習得のため、春期(前期)の「メディア社会論Ⅰ」を受講しておくことが望ましいです。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)「社会的意義」と「今日性」の観点に即したオリジナリティある企画を立てることができる (2)企画案を構成表および絵コンテ(台本)の形で適切に表現することができる (3)チーム内での役割に即した専門的スキルを習得して、チーム作品の制作に貢献できる (4)チーム作業を進めるため自ら意見を述べ、主体的に協力することができる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・課題作品:50% ・提出物:20% ・授業態度(チームへの貢献度・専門的能力の向上等):30%
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4. |
教科書・参考書 |
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◆テキスト: ・井上秀明『図解だからわかりやすい映像編集の教科書』(2007、玄光社、2000円) ◆参考文献: ・奥村健太・藤本貴之『映像メディアのプロになる』(2010、河出書房新社、1800円) ・藍河兼一『映像演出の教科書』(2011、玄光社、2200円) ・富野由悠季『映像の原則 改訂版』(2011、キネマ旬報社、1800円)
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5. |
準備学修の内容 |
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実際の制作プロセスが始まると、授業時間外に作業時間が必要となる。授業時間外に他のメンバーと時間調整をおこない、企画会議、撮影作業、編集作業等を協力して進めていくことが求められる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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(1)この実習に必要な基礎知識習得のため、春期(前期)の「メディア社会論Ⅰ」を受講しておくことが望ましいです。 (2)この実習は、全くの映像制作初心者も歓迎します。 (3)出演希望者も貴重な人材ですので、歓迎します。 (4)チーム作業が中心となるため、チームで協力して協働作業ができる受講生が望ましいです。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション |
【第2回】 |
チームの確定/企画の立案 |
【第3回】 |
企画書の作成/リサーチ |
【第4回】 |
構成表の作成/ロケハン |
【第5回】 |
台本と絵コンテの作成 |
【第6回】 |
撮影作業(1) |
【第7回】 |
撮影作業(2) |
【第8回】 |
撮影作業(3) |
【第9回】 |
撮影作業(4) |
【第10回】 |
編集作業(1) |
【第11回】 |
編集作業(2) |
【第12回】 |
編集作業(3) |
【第13回】 |
編集作業(4) |
【第14回】 |
作品発表会 |
【第15回】 |
作品批評会 |
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