1. |
授業の概要(ねらい) |
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この授業は作文と翻訳を中心とする授業です。中国語言語の特徴の一つは「語順は命」と言う言葉に表されています。パズルみたいなもので、決まった場所に置けば充分に通じます。但し、中国人の習慣や癖により作られた文型ルールに当て嵌められない文の構成もあります。この授業ではその違いと共通部分をしっかり理解しながら、作文と翻訳のコツを身に付け、日中における言語発想の違いを学び、反復訓練を通して文の構成や文章作りの規則を理解することに重点を置きます。 繰り返し練習により中国語の文章作りのルールそのものに慣れ、自分の力で簡単に文を作れるようになることを目標とします。また、作文と翻訳を通して中国語の基本文法を網羅しながら、大量の語彙を覚え、徐々に文の長さを伸ばし、最終的に自ら短文を作れる力と一定の翻訳能力を築くことを目標とします。今学期中に中国語検定3級に合格できることを目標とします。中国語検定試験4級~3級のレベルに達することを努力目標としています。
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2. |
授業の到達目標 |
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繰り返し練習により中国語の文章作りのルールそのものに慣れ、自分の力で簡単に文を作れるようになることを目標とします。また、作文と翻訳を通して中国語の基本文法を網羅しながら、大量の語彙を覚え、徐々に文の長さを伸ばし、最終的に自ら短文を作れる力と一定の翻訳能力を築くことを目標とします。今学期中に中国語検定3級に合格できることを目標とします。中国語検定試験4級~3級のレベルに達することを努力目標としています。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①積極的な中国語での発言や授業参加態度 ②毎回小テストの評価を加算 ③中間テストと期末テスト ④15回の出席は基本で、欠席は減点方式です。1回の欠席はSを逃す;2回はAを逃がす;3回はBを逃し、欠席は4回まで、5回になると単位を逃す ⑤遅刻は2回で欠席1回の扱い
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4. |
教科書・参考書 |
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『中国語作文ルール66』相原茂 著 朝日出版 補充教材とプリント配布
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5. |
準備学修の内容 |
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「事半功倍」という効果を出すために、どうしても課外学習が必要となります。いくら頭が良くても一週間全く学んだ内容に触れなければ全部覚えられるはずがないと言えます。復習・予習の時間が多ければ多いほど「倍」の効果が出ます。作文と翻訳の授業を中心とする授業なので、自己学習時間にフレーズや日記、短文などを作ってみたり、頭で考えた日本語を中国語に置き換えてみたり、また作った中国語文を日本語に戻したりしてみて下さい。そうしているうちにその語順の位置と日本語の位置が違うことに気付き、その決まりとルールが理解できる筈です。ちょっとした努力でその達成感を味わえます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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単語だけ暗記したとしても結局作文を作るときにその単語をどの位置に置けば良いのかが分からないことが多いはずです。普段その単語を「主語+述語+目的語」のように頭の中で創る習慣を付けてください。一つのフレーズが作れるならば、百以上のフレーズに応用できる筈です。同時に「言える、書ける、聴ける」ようになります。それと授業中には必ずノートを取るようにしてください。 授業中に無駄な話をしないようにして下さい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
下記の授業計画は目安であり、皆さんの消化度に合わせて調整していきます。 オリエンテーション、授業の進め方 |
【第2回】 |
ウォームアップ文法復習 |
【第3回】 |
ウォームアップ文法復習 |
【第4回】 |
存在物は未知の、不特定のもの; |
【第5回】 |
存在物は既知の、特定のもの |
【第6回】 |
平叙文と疑問文 |
【第7回】 |
疑問詞の呼応構文 |
【第8回】 |
動詞文と翻訳ルール |
【第9回】 |
「来」「去」と動詞の関係;「動目」構造 |
【第10回】 |
能願動詞;動詞の重ね型 |
【第11回】 |
文脈に隠れた代名詞の用法と翻訳 |
【第12回】 |
副詞の位置について;常用副詞の用法 |
【第13回】 |
動作の開始と到達 |
【第14回】 |
時点と時量; |
【第15回】 |
復習とテスト |
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