Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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世界の情勢(ヨーロッパ) II 村石 麻子
【Ⅳ】  2単位
【Ⅳ 社会と経済のしくみを学ぶ】 16-1-1410-3870-08

1. 授業の概要(ねらい)

 前期は現代フランス社会を様々な事象から多角的に読み解いていきましたが、後期はその社会を創り上げた精神的・文化的背景を探ります。生活文化から絵画・音楽・映画・文学に至るまで、フランス文化を歴史的コンテクストを含めて概観し、そのエッセンスを会得します。

2.
授業の到達目標

 フランス文化の基礎知識を身に付け、簡単な説明記述ができるようにします。

3.
成績評価の方法および基準

 期末試験(70%)+受講シート(30%)

4.
教科書・参考書

 参考書は以下です。 
 ・梅本洋一・大里俊晴・木下長宏編著『パリ・フランスを知るための44章(エリア・スタディーズ5)』(明石書店、2012年)
 ・朝比奈美知子・横山安由美編著『フランス文化55のキーワード(世界文化シリーズ②)』(ミネルヴァ書房、2011年)
 その他随時授業で紹介します。

5.
準備学修の内容

 日頃からフランス文化に興味を持ち、展覧会に行ったり映画を見るなど積極的にふれて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 学生証忘れは欠席とみなしますので、必携のこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス/フランスの伝統行事
【第2回】
フランスの美食文化
【第3回】
モード大国フランス
【第4回】
絵画・芸術①…古典主義絵画から印象派、コンテンポラリーアートまで
【第5回】
絵画・芸術②…古典主義絵画から印象派、コンテンポラリーアートまで
【第6回】
絵画・芸術③…古典主義絵画から印象派、コンテンポラリーアートまで
【第7回】
代表的建築と世界遺産
【第8回】
フランスの古典音楽…ビゼー、ドビュッシー、サティ、ラヴェル
【第9回】
映画発祥の地フランス…フランス映画史とその名作
【第10回】
フランス文学史①…ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』とルネサンス
【第11回】
フランス文学史②…パスカルとモラリスト文学/ラシーヌと古典悲劇
【第12回】
フランス文学史③…ヴォルテール『カンディード』と啓蒙文学
【第13回】
フランス文学史④…ユゴーのロマン主義からゾラの自然主義へ/ランボー『地獄の季節』と象徴詩
【第14回】
フランス文学史⑤…サン=テグジュペリ『星の王子様』/カミュ『異邦人』と不条理文学
【第15回】
後期のまとめと試験
※以上はあくまで予定ですので、変更の可能性があります。