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授業の概要(ねらい) |
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【「理性」という価値観 — 西欧近代における啓蒙主義の諸相と歴史背景】 18世紀のヨーロッパでは、「理性」に至高の価値を置く啓蒙主義が興隆しました。不合理として既存体制を批判したヴォルテール。神の関与を前提としない世界観を提示したヒューム。女性も男性も等しく知性で評価されるべきと説いたウルストンクラフト。一体なぜ、「理性的であること」は、当時の人々にとって切実な問題となり得たのでしょうか。この問いに答えることが、本セミナーの趣旨です。 参加者には、次の一連の作業を通じて、論理的思考力・表現力を養ってもらいます。①複数の候補から文献(英語)を選択し、所定の部分を精読する。②参考図書(日本語)も合わせて読み、背景知識をおさえる。③特定のテーマに沿って、研究成果を発表する。
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授業の到達目標 |
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(1) 論理の展開に沿って発表の内容を組み立てられる (2) 発表において明晰な日本語表現を用いることができる (3) 歴史的な思想家が書いた「本物の英語」を読める (4) 過去に書かれた文章の意味を時代背景に照らして解釈できる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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積極的な授業参加(30%)、発表(50%)、レポート(20%)で総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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初回授業時に指示します。
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準備学修の内容 |
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発表準備の際には、MELIC 2階 指定図書コーナーの資料を活用してください。
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その他履修上の注意事項 |
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英和辞書を毎回持参してください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 |
*授業計画は変更される可能性があります 「理性の時代」への導入 |
【第2回】 |
文献・参考図書の扱い方 |
【第3回】 |
「歴史化」の理論と実践 |
【第4回】 |
「構造化」の理論と実践 |
【第5回】 |
発表 (1) |
【第6回】 |
発表 (2) |
【第7回】 |
発表 (3) |
【第8回】 |
発表 (4) |
【第9回】 |
発表 (5) |
【第10回】 |
発表 (6) |
【第11回】 |
発表 (7) |
【第12回】 |
発表 (8) |
【第13回】 |
発表 (9) |
【第14回】 |
発表 (10) |
【第15回】 |
総括 |
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