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授業の概要(ねらい) |
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オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアムなど、オセアニア英語圏の文化や社会的問題を扱います。概して、この地域は親日的であり、日本に対する関心も高いのですが、逆に日本では、他の地域に比べて注目される機会が少ないのが実情です。他方で、太平洋という海を共有し、ビジネスはもちろん、観光や留学など、日増しに日本との交流が進展しています。そんなオセアニアの概要を理解した上で、地域の抱える諸問題を分析します。 授業では、グループワークやワークショップを通して、「考え抜く力(シンキング)」や「チームで働く力(チームワーク)」を養います。また、個々人が設定したテーマに関する調査とプレゼンテーションを行うので、積極的に「前に踏み出す力(アクション)」も必要です。
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2. |
授業の到達目標 |
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①自らの関心に基づいてテーマを設定し、外国語を含めた文献を検索、収集、熟読し、調査できる。 ②調査した内容を発表し、聞き手からの質問に答え、コメントを研究にフィードバックできる。 ③他者の研究に関心を持ち、発表を意欲的に聴き、質問やコメントをすることができる。 ④調査および発表後、フィードバックして精査した内容を文章化することができる。 ⑤他者と協働して課題を設定し、対するアクションプランを合意作成することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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全体授業への貢献度(20%)、プレゼンテーション(40%)、報告書(40%)を目安に総合的に評価します。その基準は以下の通りです。 S(90点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、3つ以上を「優れた水準」で達成。 A(80点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、2つを「優れた水準」で達成。 B(70点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、1つを「優れた水準」で達成。 C(60点以上)=上記の到達目標をすべて達成している。 F(59点以下)=上記の到達目標を1つ以上達成できていない。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業の中で各人の選択テーマに応じた基本書と参考書を選定してもらいます。
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5. |
準備学修の内容 |
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グループワーク、ディスカッション、個人調査など、内容や手法によって毎回異なります。詳細は開講時およびそのつど指示します。
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その他履修上の注意事項 |
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その他、学外での研修や調査なども計画しています。受講生の主体性が求められる演習形式の授業なので、積極的な参加が望まれます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 |
アイスブレイキング、ガイダンス、授業内容の説明。 |
【第2回】 |
導入授業とワークショップ―オセアニア地域を学ぶ目的と意義 |
【第3回】 |
ワークショップ1:(予定)フォトランゲッジ:写真から読み解くオセアニアの文化的一側面 |
【第4回】 |
ワークショップ2:(予定)バーチャルインタビュー:聞き取り調査から考えるオセアニアの社会的一面 |
【第5回】 |
個別調査テーマの決定、調査方法およびの説明 |
【第6回】 |
個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論。 |
【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
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【第12回】 |
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【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
全体討論、ふりかえりとまとめ |
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