1. |
授業の概要(ねらい) |
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テーマは「参加の時代から参加型の時代へ」。「参加型」という言葉が積極的肯定的な意味をもって様々な活動に冠せられるようになって久しい。住民参加型、消費者参加型、ユーザー参加型・・・。大学でもかつての教師→学生という一方通行的な講義スタイルから「学生参加型」を取り入れるスタイルが当たり前になりつつある。「参加型」というのは、かつての「参加」と何が違うのだろうか。本講義では、この謎に、社会的包摂論、アーキテクチャ論、ワークショップ論、民主主義論など様々な角度からアプローチを試みる。
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2. |
授業の到達目標 |
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・現代の「参加型」について典型的な事例を複数あげながら説明できる。 ・授業で取り上げる社会科学的な文脈のうえに「参加型」を位置づけることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・小テスト 30% ・期末試験(授業内試験) 60% ・発表や任意レポートなど 10%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト(指定教科書) ・なし 参考書(授業内で適宜紹介する) ・井上義和「大学構成員としての学生―「学生参加」の歴史社会学的考察」広田照幸編『組織としての大学』岩波書店、2013年
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5. |
準備学修の内容 |
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・参加型の事例を集めてくる課題を出す。 ・授業時間外に取り組むような小レポートを課すことがある。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・「物事がうまくいかない不満」ではなく「物事がうまく回る仕組み」を考えるクセをつけましょう。 ・小テストを1回も受けていない場合、期末試験の受験を認めないので注意すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
(あくまでも予定。変更の可能性あり) オリエンテーション |
【第2回】 |
さまざまな「参加型」① |
【第3回】 |
さまざまな「参加型」② |
【第4回】 |
さまざまな「参加型」③ |
【第5回】 |
小テスト1回目★ |
【第6回】 |
参加させる仕組み① |
【第7回】 |
参加させる仕組み② |
【第8回】 |
参加させる仕組み③ |
【第9回】 |
小テスト2回目★ |
【第10回】 |
参加型社会の背景① |
【第11回】 |
参加型社会の背景② |
【第12回】 |
参加型社会の背景③ |
【第13回】 |
小テスト3回目★ |
【第14回】 |
まとめ、補足など |
【第15回】 |
まとめと試験 |
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