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授業の概要(ねらい) |
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裁判は大きく分けて、刑事事件と民事事件があります。 刑事事件に関しては、刑事裁判のやり方について、また、どのように問題を解決するか学びます。 民事事件は、身近な問題、何気ないやりとりから始まることもあります。身近な民事事件を例にとって、問題が起きたとき、どのようなルールに従って解決をするかを学びます。 気になるテーマや気になるニュースがあれば、提案をして下さい。 みなさんが興味のあるものをテーマに、一緒に授業を作っていきたいと思います。
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2. |
授業の到達目標 |
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身近なできごとに潜む法的な問題点に気づくこと、基礎的な法律用語、法知識を前提として、法的思考を修得することを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・6回以上の欠席で期末試験の受験資格はないものとします(救済措置としてのレポート等はありません。)。 ・就職活動、公欠(部活の試合や引率)、通院等、合理的な理由がある場合は、所定の届出や証明するものがあれば、出席としますので、すぐに申し出て下さい。 ・出席は、原則として、IDカードの打刻によって確認します。カードを忘れた場合は、出席カードを書いてもらいますが授業を受けずに退室をしたときは、欠席とみなしますので注意して下さい。 ・たまに、出席カードや授業の感想等を書いてもらいます。良い意見や鋭い質問があれば、加点します。 ・最終的な成績は、期末試験の点数と授業態度(意見や質問など)で決定します。 ・テーマの提案、積極性や授業中のマナーも授業態度として評価の対象とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:『法学講義(平成25年度版)』後藤邦春・著 参考書:『問答式法律相談(法学編)』後藤邦春・著 ※期末試験では、テキストは、持ち込み可(書き込み可)です。 レジュメを配布することもありますが、レジュメの持ち込みは不可です。
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5. |
準備学修の内容 |
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特にありません。ニュースなどに興味を持つとよいと思います。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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身近な問題の根底に、法があることを知ること、また、これらに興味を持ってみて下さい。 授業外では、特に課題を設けることはしません。授業時間内に集中して、楽しんで参加して頂ければと思います。気になったテーマがあったら積極的に提案して下さると嬉しいです。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス、授業について |
【第2回】 |
条文の読み方、代表的な法律用語・公用語の使い方 |
【第3回】 |
条文の適用・解釈とは?判例とは何か? |
【第4回】 |
刑事事件について ①刑事事件/刑事裁判とは? ②具体的な事件をもとに、処理について検討 例:殺人、強盗、窃盗(万引き含む)、ストーカー、過失、正当防衛、裁判員裁判など |
【第5回】 |
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【第6回】 |
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【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
民事事件について ①民事事件/民事裁判とは? ②具体的な事例をもとに、処理について検討 例:時効制度、浮気と離婚問題、相続・遺言書の書き方、名誉毀損、いじめ問題、隣人トラブルなど |
【第10回】 |
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【第11回】 |
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【第12回】 |
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【第13回】 |
リクエスト講義(みなさんの興味があるもの) |
【第14回】 |
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【第15回】 |
まとめと期末試験 ※上記以外にも、法律や刑罰の歴史、プロファイリング、精神鑑定など、興味あるテーマがあればリクエストして下さい。どの回に、どのテーマを扱うかについては、授業中に意見を聞きたいと思います。 ※イメージを持って頂くため、必要に応じて、DVDの視聴を行います。 |
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