Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本政治史 I 浜井 和史
【Ⅴ】  2単位
【Ⅴ 法律と政治のしくみを学ぶ】 16-1-1501-3866-07

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義は、近代以降における日本の政治と外交の歴史について解説する。特に、内政と対外関係が密接に連動しているとの観点から、国内政治の動向のみならず、国際環境の変動や日本が遂行した戦争に着目する。春期は、幕末から大正期までの時期を取り扱う。

2.
授業の到達目標

 ・近代における日本政治と国際社会との関係の歴史についての基本的知識を習得する。
 ・近代における日本の政治と外交の特質について理解し、考察する能力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(50%)と期末試験(50%)で評価する。平常点は主に授業内で課されるミニ・レポートなどの提出物等によって評価する。

4.
教科書・参考書

 特にテキストは使用しない。参考文献として、北岡伸一『日本政治史―外交と権力』(有斐閣、2011年)。その他に適宜、授業内で紹介していく。

5.
準備学修の内容

 (復習)配布プリントの見直しをすること。
 (予習)参考文献等の関係箇所や配布プリントに事前に目を通しておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 普段から日本の政治や外交の歴史に関連するテレビ番組や新聞・雑誌記事に目を通すよう心がけること。
 「日本政治史Ⅰ」と「日本政治史Ⅱ」は内容的に連続しているので、あわせて履修することが望ましい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス(授業についての説明)
【第2回】
幕藩体制の政治的特質
【第3回】
開国と幕末の動乱
【第4回】
明治国家の建設
【第5回】
自由民権運動
【第6回】
明治立憲体制の成立
【第7回】
議会政治の定着
【第8回】
明治初期の対外関係
【第9回】
日清戦争
【第10回】
日露戦争
【第11回】
韓国併合
【第12回】
桂園時代
【第13回】
大正政変
【第14回】
第一次世界大戦と日本
【第15回】
まとめとテスト