1. |
授業の概要(ねらい) |
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学校体育における器械運動の初級程度の技を体系的に習得するとともに、幇助の仕方や安全に実施するための理論と方法を学習する。実施種目はマット運動、鉄棒運動、とび箱運動とする。なお本授業は教員免許取得者必修科目である。目的意識を持った主体的且つ積極的な姿勢で授業に臨むこと。
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2. |
授業の到達目標 |
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①各種目の基本的技術を正しく実施することが出来る。 ②各種目を安全に実施するための理論と方法について理解する。 ③各種目の技術習得における基本的な幇助が出来るようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①各種目の基本技能の習得レベルの点数化:50% ②各種目の初歩的な幇助の習得レベルの点数化:30% ③授業態度:相互指導、相互協力、積極的な取り組み姿勢等:20%
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4. |
教科書・参考書 |
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授業内で指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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①日常的に身体の柔軟性を高めるよう努力すること。特に肩、股関節の柔軟が大切。 ②日常的に腕立て伏せ、腹筋、背筋等の筋トレを行うこと。 ③日常的に倒立の練習を行うこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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①技が出来なくても決してあきらめないこと。 ②毎回授業にきちんと出席すること。 ③仲間に対する幇助や指導を率先して行うこと。 ④主体的に練習に取り組むこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション:授業内容と授業形態の説明 器械運動の特性について |
【第2回】 |
マット運動Ⅰ:前転、開脚前転、伸膝前転 |
【第3回】 |
マット運動Ⅱ:倒立、三点倒立、倒立前転 |
【第4回】 |
マット運動Ⅲ:後転、開脚後転、伸膝後転、後転倒立 |
【第5回】 |
マット運動Ⅳ:側転、ロンダート、バランス |
【第6回】 |
マット運動Ⅴ:連続技(基礎) |
【第7回】 |
跳び箱運動Ⅰ:開脚跳び(斜め跳び) |
【第8回】 |
とび箱運動Ⅱ:開脚跳び(垂直跳び、水平跳び) |
【第9回】 |
とび箱運動Ⅲ:閉脚抱え込み跳び、閉脚屈伸跳び |
【第10回】 |
鉄棒運動Ⅰ:逆上がり、懸垂逆上がり、前回り、足かけ上がり |
【第11回】 |
鉄棒運動Ⅱ:後ろ回り、踏み越し下り、 |
【第12回】 |
自由練習:これまで学習した3種目の技術を個人の課題別に練習① |
【第13回】 |
自由練習:これまで学習した3種目の技術を個人の課題別に練習② |
【第14回】 |
自由練習:これまで学習した3種目の技術を個人の課題別に練習③ |
【第15回】 |
まとめと授業内試験 |
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