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平成28年度

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授業指導法(球技系) 角杉 美恵子
選択  2単位
【スポーツ医療】 16-1-3074-3790-06

1. 授業の概要(ねらい)

 授業指導法は、将来保健体育科の教員として現場に立った時に、授業をどのように考え、どのように展開するかについて、その基礎的事項を理解し身につける授業である。
 そのため、中学校、高等学校の学習指導要領に示された球技系スポーツの目的及び内容を理解し、単元についての学習指導案を作成する。
 さらに、学習指導案をもとに模擬授業を実施し、併せて指導方法及び指導技術を学ぶ。また、模擬授業の授業観察を通して学習評価についても学ぶ。

2.
授業の到達目標

 *球技系スポーツの目的及び内容が説明できる。
 *学習指導計画及び学習指導案の作成ができる。
 *学習指導案に基づき模擬授業ができる。
 *研究協議等に積極的に参加し、互いを評価することができる。
 *実技指導者としての資質を有している。

3.
成績評価の方法および基準

 ○授業実施回数の2/3以上の出席を必要とする。
  *学習状況、リアクションシート等 30%  
  *授業指導計画及び学習指導案等 40%
  *模擬授業、レポート等 30%

4.
教科書・参考書

 参考文献として
  『中学校学習指導要領解説書 保健体育編』(文部科学省 東山書房)
  『高等学校学習指導要領解説書 保健体育編・体育編』(文部科学省 東山書房)
  必要に応じて資料を配布する

5.
準備学修の内容

 ガイダンスにおいて示す。

6.
その他履修上の注意事項

 ○教職を目指し、教育実習を履修する学生を中心とする。
 ○指導者を意識した服装・態度で臨むこと。
 ○人とのかかわりを大切にし、積極的、主体的に学習すること。
 ○配布した資料等必ずファイルに綴じること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ガイダンス 自己紹介 班分け
【第2回】
球技についての理解(特性、技能) 学習指導案について
【第3回】
指導法① 整列・集団行動、体つくり運動等
【第4回】
ネット型 指導法について① 模擬授業①
【第5回】
ネット型 指導法について② 模擬授業②
【第6回】
研究協議について 模擬授業評価
【第7回】
指導法② 準備運動、導入の仕方等
【第8回】
ゴール型 指導法について① 模擬授業①
【第9回】
ゴール型 指導法について② 模擬授業②
【第10回】
研究協議について 模擬授業評価
【第11回】
指導法③ 学習カード、学習評価等
【第12回】
ベースボール型 指導法について① 模擬授業①
【第13回】
ベースボール型 指導法について② 模擬授業②
【第14回】
研究協議について 模擬授業評価
【第15回】
まとめ、これからの球技系スポーツについて