1. |
授業の概要(ねらい) |
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春期の講義を受け、後期は引き続き江戸時代の文化について学ぶ。特に江戸文化を知るための基礎資料となる出版文化、江戸文化の重要な特色である上方と江戸の地域性、江戸文化の近現代の受容を取り上げる予定である。 授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては15回のうち2回程度、グループ議論を行う予定である。 なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。
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2. |
授業の到達目標 |
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この講義は、江戸時代の文化や社会についての知識を取得することと、文化の存続と現代性の問題について検討することを目的としている。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中の参加40%、レポート60%(詳細は初回の授業で説明する)
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4. |
教科書・参考書 |
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プリントは講義で適宜配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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グループ討論の前に講義資料を一読し、積極的に参加し、発言するできるように予習すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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継続的・積極的な受講を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
講義の概要 |
【第2回】 |
出版文化①(写本と鑑賞する書籍) |
【第3回】 |
出版文化②(版本と出版社) |
【第4回】 |
出版文化③(批評の文化) |
【第5回】 |
出版文化④(案内書) |
【第6回】 |
出版文化⑤(刷物、錦絵、文人画) |
【第7回】 |
グループ討論 |
【第8回】 |
上方と江戸①(都市文化の広がりと地方) |
【第9回】 |
上方と江戸②(遊女) |
【第10回】 |
上方と江戸③(芝居) |
【第11回】 |
江戸の再発見①(近代の再評価) |
【第12回】 |
江戸の再発見②(現代の再評価) |
【第13回】 |
江戸の再発見③(江戸文化から伝統文化へ) |
【第14回】 |
グループ討論 |
【第15回】 |
総まとめ |
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