1. |
授業の概要(ねらい) |
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この授業では、生涯学習社会をテーマに、学習者の特性に応じた教育のあり方や多様な機関の連携に基づく教育システムについて学修する。学習空間づくりと学び合うコミュニティづくりのために、ワークショップやアクティブラーニングなど、社会とかかわる学びを培うための具体的なアイディアについて実践的に講義する。学びの多様化と複雑化が進む現代に求められる生涯学習と社会教育の空間、事業、職員、行政のあり方について議論する。
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2. |
授業の到達目標 |
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①人間の学習と教育の営みを、生涯にわたって捉える枠組みを獲得する。 ②生涯学習と社会教育の意義を具体的な実践に基づいて適切に説明できる。 ③生涯学習と社会教育について、自らの理解を論理的に表現することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験(筆記試験):70% 議論への参加(発言・ふりかえりシート):15% グループワークへの貢献:15%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは指定しない。参考図書は内容に応じて紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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①講義で紹介した参考図書を読む。 ②グループワークでの課題に履修者間で協力して取り組む。 ③生涯学習と社会教育の視点から現代社会や他者の人生を理解する視点を持つ。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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①履修者の発言を活かした講義にするため、能動的に参加する。 ②各回の授業終盤で作成するふりかえりシートを、自らの考えや主張をまとめたポートフォリオとして活用する。 ③グループワークでは、メンバーで協力しあい、互いの考えに学びあうこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
イントロダクション |
【第2回】 |
子どもの学びと大人の学び |
【第3回】 |
発達段階に応じた学習の理論 |
【第4回】 |
コミュニティと学習の支援 |
【第5回】 |
ディスカッション(1) |
【第6回】 |
ワークショップの理論と実践 |
【第7回】 |
協働学習におけるファシリテーター |
【第8回】 |
学習社会におけるコーディネーター |
【第9回】 |
ディスカッション(2) |
【第10回】 |
社会教育行政と社会教育主事の役割 |
【第11回】 |
社会教育の自由と地方創生の推進 |
【第12回】 |
地域課題をめぐる生涯学習・社会教育 |
【第13回】 |
生活課題をめぐる生涯学習・社会教育 |
【第14回】 |
ディスカッション(3) |
【第15回】 |
まとめ |
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