Web Syllabus(講義概要)

　この授業は、はじめてドイツ語を学習される学生向けに開講されている初級ドイツ語の授業です。ドイツ語を本格的に学びたい方、ドイツに旅行に行きたい方、ドイツの文化に関心のある方は、受講を歓迎します。ドイツ語の文法は英語よりも少し複雑で難しいところもありますが、コツコツと積み重ねていけば、かならず習得することができると思います。
　ドイツといえば、サッカーやビールを思い浮かべる方が多いと思いますが、ドイツはいまやヨーロッパ最大の経済大国であり、多くの人々を引き寄せる文化的な中心地でもあります。その意味で、ドイツ語に触れることはヨーロッパ文化への入り口に通じるともいえます。是非、皆さんもこの授業を通してドイツ語とドイツの文化に触れてみてください。
　テキストは会話文・パートナー練習・文法解説・文法練習の４つから構成されており、各課の会話文には映像資料も付いています。発音・会話・文法をバランスよく習得することができます。

　①ドイツ語のつづりを正確に発音することができる。
　②ドイツ語の基礎文法を理解するとともに、それを（状況に応じて）柔軟に運用することができる。
　③基本的な会話表現を理解し、パートナーと簡単な会話をすることができる。

　平常点（小テストを含む）　…　約30～40％
　定期試験　…　約60～70％
　（評価配分は、担当する教員により若干の変動があります。）

　テキスト：『イン・ドイチュラント：ドイツ語インフォメーション　映像付』　秋田静男ほか著　朝日出版社
　独和辞典もかならず持参すること（『アクセス独和辞典』、『クラウン独和辞典』など、それなりの語彙数と豊富な例文のあるものを選ぶこと）。電子辞書でも可。

　映像資料が付属していますので、自宅で視聴して基本的な会話表現を覚えてください。また小テスト・宿題等をほぼ毎回出しますので、次回までに必ず行ってくるように。

　・この「国際コミュニケーションⅠ」は通年で受講することで、はじめて初級レベルの８割程度に到達できるように設定されています。ですので、この授業を受講される方は、秋学期の「国際コミュニケーションⅠ－Ⅱ」もあわせて受講するようにしてください。
　・この授業は１クラスあたり50名の人数制限があります。もし初回の授業でそれ以上の受講希望者が生じた場合には、受講者数を制限しますので、必ず初回の授業に出席するようにしてください。
　・この授業はドイツ語をはじめて学習される方向けの科目ですので、外国語学部ドイツ語コースの学生は原則として単位履修が認められません（単位登録しても評価外として扱われます）。ただし単位を要件としない聴講については可とします。
　・語学はただ知識として習得するだけではあまり意味がありません。実際に自分で声に出して、相手に伝わることが大切です。従って授業では、発音・会話練習を重視しますので、大きな声で発音する習慣をつけてください。