Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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特別演習・民法 III 梶谷 康久
選択  2単位
【法律】 16-1-1210-4474-03

1. 授業の概要(ねらい)

 公務員試験を志望する方を念頭に、資格試験向けの演習を行う。対象分野は民法典中の、債権総論、債権各論、家族法とするが、受講者の希望に合わせ調整する。

2.
授業の到達目標

 資格試験の受験に必要な知識、実力を涵養することを目標とする。

3.
成績評価の方法および基準

 出席回数や受講態度を総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 テキストについては、初回授業で指示する。テキストの決定に当たっては、受講者の希望も勘案する。
 参考文献として、内田貴『民法II 債権各論〔第3版〕』(東京大学出版会、2011年)、同『民法III 債権総論・担保物権〔第3版〕』(同、2005 年)、同『民法IV 親族・相続』(同、2004 年)を挙げておく。また、道垣内弘人『リーガルベイシス 民法入門』(日本経済新聞出版社、2014 年)は、民法の全体像を掴むのに役立つ。

5.
準備学修の内容

 試験対策であるため、授業外でも常日頃から対策を自身で行うこと。また、授業内で行った内容は復習すること。

6.
その他履修上の注意事項

 ①上記対象分野についての予備知識があることが望ましい。
 ②演習形式のため、積極的な参加・発言を求める。
 ③試験対策が主たるものであるが、民法の復習にも役立つため、積極的に参加ができる者であれば、試験対策以外を目標とする者でも参加を歓迎する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
授業の進め方の説明、テキストの紹介など
【第2回】
債務不履行①
【第3回】
債務不履行②
【第4回】
債権者代位権①
【第5回】
債権者代位権②
【第6回】
詐害行為取消権①
【第7回】
詐害行為取消権②
【第8回】
連帯債務①
【第9回】
連帯債務②
【第10回】
保証債務①
【第11回】
保証債務②
【第12回】
債権譲渡①
【第13回】
債権譲渡②
【第14回】
債権の消滅原因①
【第15回】
債権の消滅原因②
※受講者の希望に合わせ、内容を変更することがある。