1. |
授業の概要(ねらい) |
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業界や企業の調査・分析とプレゼンを通じて、①ビジネスへの理解を深めるとともに、②問題解決のための調査手法と論理的な分析スキル、③ビジネスを多面的かつ深く考えるための診方、④相手を動かすプレゼンスキル、を身につけることを目指します。具体的には、 春学期は、産業・企業の調査手法や分析方法を学び、グループでビジネスの診方や経営課題について討議します。また、グループで、興味を持つ業界または企業を調査・分析して発表します。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)調査手法を理解している (2)調査にもとづいた論理的な分析ができる (3)企業や産業の特徴や問題点が分析できる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①ゼミでの発言と発表内容など積極的な貢献(60%)、②主体的なゼミ運営への貢献(20%+α)、③努力と工夫の跡が見られるグループ発表(20%)で総合評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:『成長産業目利き講座 -伸びるビジネスが診えるようになる-』石毛宏(著) 参考文献:『教養としてのビジネス入門(改訂版)』石毛宏(著)
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5. |
準備学修の内容 |
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(1)テキスト等をよく読み、討議テーマに自らの意見とその理由を発表できるよう準備する (2)調査・分析は必ず自分で行い、何が壁となり、何が難しいのか、自分自身で体験して学ぶ
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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(1)「経営分析I、II」、「日本の産業I、II」を履修することが望ましい (2)体と頭を動かすこと、継続的に学習すること、のクセを身に付けること (3)単位を取ればよい、指示待ち・受身で対応、という思考から脱すること (4)主体的、積極的にゼミに参加し、楽しい思い出、語り合える友人を創ること
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション -ビジネスのプロを目指そう |
【第2回】 |
調査・分析の基本(1)-科学的アプローチを身に付ける |
【第3回】 |
調査・分析の基本(2)-社会科学の方法論を考える |
【第4回】 |
調査・分析の基本(3)-調査と分析の概要 |
【第5回】 |
調査・分析の基本(4)-資料、統計データの収集と活用 |
【第6回】 |
調査・分析の基本(5)-実地調査の基本 |
【第7回】 |
調査・分析の基本(6)-財務資料の活用 |
【第8回】 |
調査・分析の基本(7)-企業分析演習 |
【第9回】 |
調査・分析の基本(8)-産業分析演習 |
【第10回】 |
会社経営の実際と課題-会社法、環境経営、社会的責任、コーポレイトガバナンス |
【第11回】 |
グループ発表(1)-技術力のある会社 |
【第12回】 |
グループ発表(2)-ビジネスモデルのすぐれた会社 |
【第13回】 |
グループ発表(3)-販売力のある会社 |
【第14回】 |
グループ発表(4)-経営の優れた会社 |
【第15回】 |
グループ発表を振り返って-資料作成、発表の仕方、調査分析テーマの決め方 |
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