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授業の概要(ねらい) |
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春季に続き、ECCP学生のみの特別クラスです。引き続きS、中級A 2クラス Bの計4クラス編成で実施します。春季の成績評価をもとに一部で入れ替えをしますから、該当学生は注意してください。 池村クラス(B)では、情報をとる手段として英語を活用し、コミュニケーション手段としての初歩的な英語の役割に焦点をあてて学習していきます。外国語学習に王道はありません。また週1回の講義だけでは十分な成果を上げるには時間不足を否めませんから、自習、復習に努力し、ラジオ英語講座など自分のレベルにあった視聴教材の活用を奨励し、指導します。 英語の基本学習をとくに強調しておきます。自分で口を開くことが大切です。自分から声を発しない限り、何も始まりません。そのための訓練を重ねる必要がありますから、どんなに下手な英語でもかまいません。短い記事や良い文章を大きな声で、繰り返し音読していくことを心がけてください。これは全員に与えられた課題です。 一定レベルの英語文章を日本語に翻訳できるかどうかで、その人の文法、語彙、理解力を判定できます。大学の講義ですから街の英語学校のような「楽しい授業」を期待してはいけません。池村クラスでは読解力の不足した学生を対象としますから、春季と同じく日本語に翻訳する作業を退屈と片付けるようでは、基礎力はつかないと理解しておいてください。
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授業の到達目標 |
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春季の成果を踏まえ、音読用テキストのレベルが中学教科書から高校教科書レベルに上がります。音読、書き取りがより自由にできるように訓練を重ねます。また英文解釈力の増強を目指します。テキストレベルも上がります。
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成績評価の方法および基準 |
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春季と基本的に同じ。毎回の単語テスト結果、受講態度、春季からの進度度合、努力など(20%)、最終テスト(80%)で総合評価します。
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教科書・参考書 |
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音読、ディクテーション用のシャドウイング・テキスト(高校レベル)は教室でコピーを配布します。単語テストで使う『キクタン・ビジネス基礎編』(TOEIC用単語集)を引き続き使用します。英文解釈力をつけるテキストとして、日本経済史をやさしい英文で書いた「日本経済」テキストを用います。この教科書は教室で紹介します。
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準備学修の内容 |
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教室で選んだ基本教材は必ず自習すること。単語学習を怠らないこと。週1回のクラスだけで英語が進歩するわけがありません。多くの学生が出席すれば英語学習になると誤解しています。自習が一番大事です。多くの学生諸君のレベルでいえば、意識的に努力すれば進歩と結果が表れます
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その他履修上の注意事項 |
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自宅学習、自分で英語に触れる意識的な努力、基本テキストを繰り返し自分のものにしていく地道さを忘れないこと。退屈、楽しくやりたい、基本はもういい、という学生には、英語力がついたと実感する日はいよいよ遠くなるでしょう。自分で努力することは、自分以外、だれにも手助けはできません。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 |
秋季講義のガイダンス。一部学生にクラス替えを指示します。春季からの4クラス編成を踏襲しますが、秋季からの新規参加も認めます。その場合、希望学生を面接の上、基本的には基礎力養成の池村クラス(B)参加を薦めます。 |
【第2回】 |
池村クラスでは『英語で日本を話すための音読レッスン』をCDを使い、読みこみ、音読する。シャドウイング(自分で口を動かし、テキスト朗読の声をなぞっていくこと)教材も同様にCDを使い、実施する。適宜、英字新聞記事などを臨時テキストに使い、読解力を高める訓練とする。また後半から日本経済をやさしい英文で書いた「日本経済」テキストを英文解釈力をつける教材に使用する予定 通年でキクタン・ビジネス基礎単熟語1日16語を学びます。基本的に毎回、単語力の確認テストを実施。 |
【第3回】 |
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【第4回】 |
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【第5回】 |
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【第6回】 |
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【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
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【第12回】 |
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【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
まとめと最終テスト |
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