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授業の概要(ねらい) |
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国の経済力を左右するエネルギー問題とそれがもたらす地球温暖化などの環境問題等を考えていきます。学生諸君には春季に自分が選んだテーマについて、図書館やインターネットを通じ、情報を整理し、秋に演習リポートとして第1稿をまとめてもらいます。それを基にクラスで発表、プレゼンテーションをしてもらう、あるいは春季と同じく教官が指定した書籍を読み、レジュメを発表してもらうなど、学生諸君が教壇に立つことを期待します。パワーポイントなどの工夫も大いに奨励します。また聞く側の学生諸君には質問を義務付けます。人の発表を聞いて感謝を表すのは、質問を浴びせることです。 春季に続き、できるだけ新しいエネルギー開発のテーマを教官から説明したり、解説します。引き続き適切な映像ドキュメントを使用します。2015年から16年にかけ、オイル価格が急降下して世界経済への不穏材料になりつつあります。ふつう石油価格が下がれば経済に好影響のはずなのに、現実はそうならない。そうした世界経済の現状にも関心を広げていきたい。予測しがたい事態が起きるのがエネルギーと世界経済情勢です。最新情勢を踏まえ、学生諸君にも自分の選んだテーマ報告をまとめていくよう要請します。
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2. |
授業の到達目標 |
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世界経済と政治状況を基本的に把握したうえで、エネルギーに関する全般的な知識習得を目指します。一番大切なのは、どんな事態に直面しても、冷静に調査して事態を分析し、選択肢を導き、判断する訓練の場とすることです。春季に提出した設定テーマ・レポートをもとに、自分の演習レポート作成を行っていきます。秋に第1稿提出してもらい、原稿について教官からアドバイスして、補充調査を行い、最終報告書の完成を目指します。自分の選んだテーマを調べ、論文レポートにまとめる訓練とします。自分が一つのことを成し遂げたという達成感をもてるよう努力してください。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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クラスにおける質問、討論を重視します。その上で最終報告レポートによる評価で判定します。出席は非常に大事だし、取り組む姿勢として重視します。社会に出る準備段階ですから、規律ただしくクラスに臨むことは大切な第一歩です。
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4. |
教科書・参考書 |
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教室ではとくに関連するNHK・TVドキュメント番組を活用し、ゼミ学生が知っておくべき必須情報を紹介します。映像メディアを受け身で眺めるだけではなく、知識獲得のための第一歩として生かす体験をしてもらいます。
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5. |
準備学修の内容 |
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関心を持ったテーマにつき、大学図書館などで参考図書を参照し、独習を重ねてください。自ら疑問をもち、回答を求めて調査していくこと。それがあらゆる場で役立つ訓練です。3年演習は教官が手とり足とり教えるのではなく、自分から調べていくことが大事。そのためのアドバイス役を果たすのが教官です。大人としての自己管理を求めます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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ゼミでは討論への参加が勉強の大切な要点です。自分を磨く場と考えてください。また自分で決めたテーマについて図書館で関係書をさがし、読んでいき、知識を深めること。最終報告書の提出は必須ですから、自分の選んだテーマについて図書館で関連書をさがし、情報と知識を広げておくこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
秋季ゼミ・ガイダンス。 |
【第2回】 |
その他のエネルギー問題、地球温暖化について考える、原発廃炉や再稼働、地域おこし、など多様な論点をさらに広げて議論する。引き続きNHK・TVドキュメンタリー番組などを討論の材料にします。この時期までに各自の最終報告書の第1稿を提出してもらいます。 |
【第3回】 |
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【第4回】 |
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【第5回】 |
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【第6回】 |
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【第7回】 |
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【第8回】 |
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【第9回】 |
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【第10回】 |
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【第11回】 |
各自の報告書をもとに教室で発表プレゼンテーションと質疑討論。その第1稿について補充調査をアドバイスし、一部書き直しなど指示します。最終報告書をクラス最終講義までに提出してもらいます。 |
【第12回】 |
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【第13回】 |
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【第14回】 |
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【第15回】 |
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