1. |
授業の概要(ねらい) |
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かつては多くの日本企業にとって、国際的な活動は限定的で、海外との関係も輸出や輸入が中心であった。しかしその後、グローバリゼーションが急速かつ広範に進行し、企業の海外直接投資、グローバルな販売、生産、研究開発等が一般化している。この機会に積極的に活躍の場を広げ収益を拡大している企業は多いが、他方で様々な局面で新たな課題に直面し、対応を迫られている。この授業では、多国籍企業のマクロ的な環境とグローバルな事業の現状、その背景・歴史を学び、企業の課題を考える。
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2. |
授業の到達目標 |
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多国籍企業のグローバルな事業の現状とその背景・歴史を理解する。国際ビジネスの基礎を身に付ける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験70%、小テスト10%、出席・受講態度20%
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献:チャールズ・W・ヒル『国際ビジネス1,2』楽工社
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5. |
準備学修の内容 |
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・予習。専門用語の意味等を理解しておく。 ・新聞、インターネット等で企業の海外活動や多国籍企業の具体的な事例に触れる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・新聞、インターネット等で具体事例に触れることが重要です。出来れば、英語のニュースや文献に触れるよう努める。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス 国際経営とは |
【第2回】 |
ビジネスのグローバル化 |
【第3回】 |
グローバル・ビジネスの環境:政治経済(1) |
【第4回】 |
グローバル・ビジネスの環境:政治経済(2) |
【第5回】 |
グローバル・ビジネスの環境:文化的環境 |
【第6回】 |
グローバル・ビジネスと倫理(CSR) |
【第7回】 |
国際貿易の政治経済 |
【第8回】 |
外国直接投資 |
【第9回】 |
日本の直接投資 |
【第10回】 |
地域経済統合 |
【第11回】 |
地域経済統合 ケーススタディ |
【第12回】 |
国際通貨制度 |
【第13回】 |
国際資本市場 |
【第14回】 |
ケーススタディ |
【第15回】 |
まとめ |
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