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授業の概要(ねらい) |
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世界にはさまざまな地域が存在します。それらの地域を理解するためには、それぞれの地域の特徴を捉えなければなりません。本講義では世界各地の世界遺産を事例に、その地誌学的理解を試みます。また、受講者各自もいずれかの世界遺産のを取り上げ、その地誌学的理解を実践します。 本講義で地域を地誌学的に理解する能力を身につければ、その視点を用いて自身の旅の楽しさを増加させたり、各地の観光振興に役立てたりすることができます。
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2. |
授業の到達目標 |
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本講義の到達目標は主に以下の2点です。 ・各地の世界遺産について理解し、説明できる。 ・地誌学的にみて地域の特徴が理解できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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成績は以下の3つで評価します。 ・中間テスト ・期末テスト ・グループ発表
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しませんが、講義内容に興味を持った場合、以下の書物が参考になるでしょう。 参考文献 帝国書院 2012.『旅に出たくなる地図 世界』 帝国書院。 世界遺産検定事務局 2013.『はじめて学ぶ世界遺産100』 マイナビ。 世界遺産検定事務局 2013.『はじめて学ぶ世界遺産300』 マイナビ。 杉谷 隆ほか 2005.『風景のなかの自然地理』 古今書院。 江口 旻ほか 2008.『図説 自然と環境』 古今書院。
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5. |
準備学修の内容 |
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本講義では世界の色々な地域や場所を取り扱います。旅行では行き先として海外にも目を向けるようにし、ガイドブックやテレビ番組等を日頃から見たり、読んだりすると良いでしょう。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本講義は世界遺産検定の受験にも参考になるよう配慮しています。 本講義では各グループ4名程度に別れて、グループでの作業と発表をしてもらいます。そのため、この作業を欠席したり、発表ができない受講者は成績がつけられませんので注意して下さい。また、現地実習(土曜もしくは日曜)を行う予定です。現地実習には最大1,000円程度の費用がかかります。この点を考慮してください。 本講義に加えて日本地誌Ⅰ・日本地誌Ⅱ・外国地誌Ⅰ・観光地理学Ⅰ・観光地理学Ⅱを受講すると、観光地の地理学的理解、地誌学的理解をより深められます。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス |
【第2回】 |
世界遺産を調べる 1 |
【第3回】 |
世界遺産を調べる 2 |
【第4回】 |
発表 & アフリカの自然 |
【第5回】 |
発表 & オセアニアの自然 |
【第6回】 |
発表 & アジアの自然 |
【第7回】 |
現地実習(振替) |
【第8回】 |
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【第9回】 |
【中間テスト】 |
【第10回】 |
発表 & ヨーロッパの文化と景観 1 |
【第11回】 |
発表 & ヨーロッパの文化と景観 2 |
【第12回】 |
発表 & アジアの文化と景観 |
【第13回】 |
発表 & オセアニアの文化と景観 |
【第14回】 |
発表 & アメリカの文化と景観 |
【第15回】 |
まとめとテスト ※ 講義の受講者数や進行状況によっては計画が変更される事があります。 |
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