1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義では、指定教科書をベースに、レジュメ形式で授業を進めていく予定である。ただし授業時間の関係で、すべてにわたって深く学ぶことは不可能なため、要点を絞って学んでいく。なお予習用の教材として『憲法を学ぶための基礎知識 論点 日本国憲法』(東京法令出版)が非常にわかりやすくおすすめである。必要に応じて、その他の教科書・参考書を利用するが、それらについては特に購入する必要はない。また1回ほど、映像授業を行う予定である。
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2. |
授業の到達目標 |
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本講義の到達目標は、受講生が、大学を卒業して社会に出た後、現実の政治その他の問題に「国民」の一人として取り組んでいくための「教養」として日本国憲法を習得してもらう点にある。特に本科目は教職課程のものであることから、将来、「教員」という責任ある立場に立つ者となるのにふさわしい、憲法の「教養」を身につけてもらいたい。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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レポート又は小テスト30%、学期末試験70%を基本とし、これに平常点(授業態度)を加味する。
なお、出席は学生の当然の義務であるので、成績評価には加味しない。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:神野潔他編著『教養としての憲法入門』(弘文堂、2016年3月)
参 考 書:安念・小山・青井・宍戸・山本編著『憲法を学ぶための基礎知識 論点 日本国憲法(第2版)』(東京法令出版、2014年)
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5. |
準備学修の内容 |
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予習:テキストの該当箇所を事前に読んでおくこと
復習:授業終了後に参考文献と照らしあせて復習をしておくこと
なお授業の理解度をはかるために、何度かレポート提出を命ずることがある。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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他者に迷惑をかける行為(私語、食事、教室徘徊など)はこれを厳禁とし、相応の対処をする。場合によっては、成績・単位認定において平常点としてマイナス評価を加えることがある。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス、国家と憲法、立憲主義 |
【第2回】 |
包括的基本権 |
【第3回】 |
法の下の平等 |
【第4回】 |
精神的自由権①(表現の自由) |
【第5回】 |
精神的自由権②(報道の自由、通信の秘密) |
【第6回】 |
精神的自由権③(思想・良心の自由、信教の自由) |
【第7回】 |
経済的自由権 |
【第8回】 |
社会権 |
【第9回】 |
参政権 |
【第10回】 |
国会① |
【第11回】 |
国会②(映像授業) |
【第12回】 |
内閣 |
【第13回】 |
裁判所 |
【第14回】 |
天皇制・安全保障 |
【第15回】 |
地方自治 |
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