1. |
授業の概要(ねらい) |
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「楷書研究Ⅰ」をふまえ、中国唐代の楷書の名品の臨書を通じて、楷書の様式美とその表現技法を学ぶ。あわせて関連する歴史や文化的背景についても理解を深める。書道経験の有無は問わない。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)古典の特徴を理解し、臨書できる。 (2)各古典の技法の違いを理解し、説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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(1)臨書作品の提出(50%)授業への参加度を含めた平常点(50%)で評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献:『書道テキスト 楷書』(二玄社)『書の古典と理論』(全国大学書道学会編) 特定のテキストは使用せず、プリントを配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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事前に参考文献を熟読して臨む。授業後は配布、および紹介した資料をもとに学習の深化を図る。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・書道用具の準備。 (これから購入する学生は初回で指示する用具を購入することが望ましい。) ・遅刻や無断の途中退出は認めない。 ・積極的な取り組みを期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
授業の概要について |
【第2回】 |
王羲之「楽毅論」① |
【第3回】 |
王羲之「楽毅論」② |
【第4回】 |
王羲之「楽毅論」③ |
【第5回】 |
鄭道昭「鄭羲下碑」① |
【第6回】 |
鄭道昭「鄭羲下碑」② |
【第7回】 |
鄭道昭「鄭羲下碑」③ |
【第8回】 |
「牛橛造像記」① |
【第9回】 |
「牛橛造像記」② |
【第10回】 |
「牛橛造像記」③ |
【第11回】 |
褚遂良「雁塔聖教序」① |
【第12回】 |
褚遂良「雁塔聖教序」② |
【第13回】 |
褚遂良「雁塔聖教序」③ |
【第14回】 |
作品制作① |
【第15回】 |
作品制作② まとめ |
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