1. |
授業の概要(ねらい) |
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視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由及び病弱に加え、発達障害、不登校、虐待、非行などを含む特別支援教育及び周辺の分野で、各自が関心を持つテーマあるいはさらに理解を深めたいと考えるテーマについて、すでに行われている研究の概要を調べ、発表を行う。発表された内容をもとに受講者全員で討論を行い、その問題点を整理し、問題の改善を図る手立てを考える。これらの活動により、特別支援教育についての理解を深めることを目的とする。併せて、発表・討論の方法も学ぶ。
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2. |
授業の到達目標 |
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文献(研究雑誌などを含めた書籍)を講読し、特別支援教育に関する基本的な知識を得ることができる。 特別支援教育及び周辺の分野への興味関心を深め、各自の研究課題を明確にもつことができる。 発表資料を作成し、それに基づいて発表することができる。 発表を聴いて、わからないことやもっと詳しく聞いてみたいことを述べる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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発表30%、レポート50%及び討論への参加状況20%の割合で、総合評価を行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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発表内容に応じて、参考文献を紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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インターネット等での情報収集に加え、特別支援教育に関する基本的な文献(書籍)を読むこと。 ボランティアなどに積極的に参加したり、施設等へ自ら出向いて見学やインタビューしたりして、積極的に障害のある人の生活や学習など見たり聞いたりしてほしい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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特別支援教育及びその周辺の問題に関心があり、討論に積極的に参加する意欲のある学生の受講を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
演習の進め方・発表の方法についてのオリエンテーション・自己紹介 |
【第2回】 |
各自の研究テーマの設定を行い、テーマの設定理由をまとめる。必要な文献を探す方法を学ぶ。発表のための資料作成を行う。 |
【第3回】 |
各自の研究テーマとテーマ設定の理由を発表し合う。 |
【第4回】 |
文献収集・インターネットの利用・発表準備① |
【第5回】 |
文献収集・インターネットの利用・発表準備② |
【第6回】 |
発表と協議① |
【第7回】 |
発表と協議② |
【第8回】 |
発表と協議③ |
【第9回】 |
発表と協議④ |
【第10回】 |
発表と協議⑤ |
【第11回】 |
発表と協議⑥ |
【第12回】 |
発表と協議⑦ |
【第13回】 |
発表と協議⑧ |
【第14回】 |
発表と協議⑨ |
【第15回】 |
まとめと報告書の提出・振り返り 参加する受講者の人数によって、グループを編成する等授業方法に変更がある。 |
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