Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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教育学演習D 鈴木  漠
選択  2単位
【教育】 16-1-1334-3235-12A

1. 授業の概要(ねらい)

 1.教育学演習 I の学習成果の上に立って、学校体育や生涯スポーツを巡る現代的課題、実践面における課題に関連する文献、先行研究、論説等の内容を要約して提示し、自分の意見等を発表する。(個人に割り当て、輪番制で行う。個人で発表レジュメを作成する。)
 2.発表内容を踏まえ、学生同士の討議や教員との意見交換を通して、内容を掘り下げて理解を深める。
 3.個人発表テーマについて、レポートを作成するとともに、卒業研究テーマを絞り込む。

2.
授業の到達目標

 1.学校体育や生涯スポーツについて、個人が選択した課題に関連する文献、先行研究、論説等を要約し、それに対する評価や自分の考えを発表することができる。
 2.体育・ポーツについて広い視野を持ち、4年次の卒業研究・卒業研究特論のテーマ等を焦点化し、構想することができる。
 3.社会人基礎力(考え抜く力・発言力・ミュニケーション力等)を身に付けることを意識しつつ、討議や意見交換することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・関連文献・先行研究等の要約作成力(20%)、プレゼンテーション力(20%)、討議・意見交換への参加態度・意欲(20%)、レポート作成力(40%)の観点から総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 テキスト:なし
 参考文献:『スポーツ政策論』(菊幸一・齋藤健司・真山達志・横山勝彦編集、2011.11発行、成文堂)

5.
準備学修の内容

 ・常に興味・関心のある分野の文献、先行研究、論説等を収集し、熟読した上で要約するなど、個人の力で確実に準備すること。

6.
その他履修上の注意事項

 ・主体的に学習し、積極的に発言することを期待する。
 ・4年次の卒業研究や卒業研究特論のテーマを意識して学習すること。
 ・予定された発表テーマについて予習し、自分の意見をもつこと。
 ・各回、学習のまとめを記録して提出すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
オリエンテーション(シラバスの説明、受講態度、学習の進め方等の説明)
【第2回】
生涯スポーツと学校体育を巡る現状と課題(講義、特に、地域や学校現場)
【第3回】
生涯スポーツと学校体育を巡る課題の整理と個人テーマの検討
【第4回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換①(2名発表、ファシリテーター輪番制、以下同)
【第5回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換②
【第6回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換③
【第7回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換④
【第8回】
卒業研究(4年次生)中間発表・研究協議への参加
【第9回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換⑤
【第10回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換⑥
【第11回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換⑦
【第12回】
個人選択テーマ要約のプレゼンテーションと討議・意見交換⑧
【第13回】
卒業研究発表会(4年次生、1回目)・研究協議への参加
【第14回】
卒業研究発表会(4年次生、2回目)・研究協議への参加
【第15回】
まとめ(①生涯スポーツと学校体育を巡る今後の展望、②個人レポート作成と卒業研究構想の提出)
○演習の成果を卒業研究構想に結びつけるため、卒業研究履修4年生と学習の機会を設ける。
(主な内容は以下の通り)
①「卒業研究」の中間発表会及び発表会を組み入れる。(3回)
②3年生のテーマに応じて、4年生も適宜、討議にも参加する。