1. |
授業の概要(ねらい) |
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現代社会においてスポーツは、人間の生活に不可欠な重要な文化となっています。そこで本授業では、現代社会におけるスポーツの意義について考察しつつ、そこでの指導者の役割と対象に合わせた指導方法について説明していきます。具体的には、年齢、性別、身体的特徴に応じた運動プランの作成と安全管理に関する基本的な事柄を解説します。その上で、我が国のスポーツ・システムと指導者の在り方について検討していきます。 また、本授業は日本体育協会公認スポーツ指導者資格の共通科目でもあります。
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2. |
授業の到達目標 |
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・スポーツに関わる怪我や病気について説明することができる。 ・スポーツ実施者の特性(年齢、性別等)に応じた運動プランを作成することができる。 ・我が国のスポーツ・システムについて、客観的・論理的に自らの考えを提示することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・授業への取り組み(受講態度、発言、授業内レポートの提出等)(40%) ・プレゼンテーション(30%) ・レポート(30%) ※授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:使用しません。適宜、資料を配布します。 参考文献:『公認スポーツ指導者養成テキスト』(日本体育協会)共通科目Ⅱ・Ⅲ
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5. |
準備学修の内容 |
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・各授業毎に復習を必ず行い、要点を整理しておいて下さい。 ・日頃から新聞やニュースに親しみ、社会の変化を把握するよう努めて下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・スポーツ指導者としての自覚と熱意を持って受講することを望みます。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション(授業の進め方、評価方法等について) |
【第2回】 |
我が国のスポーツ・システムと指導者の役割 |
【第3回】 |
中高年者とスポーツ① |
【第4回】 |
中高年者とスポーツ② |
【第5回】 |
女性とスポーツ① |
【第6回】 |
女性とスポーツ② |
【第7回】 |
障害者とスポーツ① |
【第8回】 |
障害者とスポーツ② |
【第9回】 |
指導者の役割 |
【第10回】 |
ミーティングの方法 |
【第11回】 |
競技者育成のための指導法 |
【第12回】 |
運動プランの作成とディスカッション①(中高年者、女性を中心に) |
【第13回】 |
運動プランの作成とディスカッション②(障害者スポーツを中心に) |
【第14回】 |
運動プランの作成とディスカッション③(指導者と選手の関係を中心に) |
【第15回】 |
授業のまとめ、レポートの作成 |
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