1. |
授業の概要(ねらい) |
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この授業では、社会における人間の暮らしや生き方をテーマに、少子高齢化が進むなかで地域再生を目指す学びのプロセスについて探究する。社会を作る学びには、問題解決への主体的な関わりを通して、既存の価値観や行動を変容させる自己教育のプロセスがみられる。社会の客体から主体へと人間が成長するプロセスを支える社会教育の理論に基づき、地域社会への幅広い視野から学習と教育のあり方について議論する。
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2. |
授業の到達目標 |
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①学習と教育の視点から、地域社会をめぐる現代的な課題に関心を持つことができる。 ②社会とかかわる教育実践や学習支援の事例を踏まえて、社会教育の意義を理解できる。 ③社会を作る学びの実例に対して、自らの考えや意見を表現することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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グループワークへの貢献:20% プレゼンテーション:40% レポート:40%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは指定しない。参考図書は内容に応じて紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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①講義で紹介した実践事例について、専門誌やウェブサイトからさらなる情報を収集する。 ②身近にある社会教育施設を実際に訪れて、主催事業に関する資料を収集する。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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①履修者の経験や発想を活かした講義にするため、能動的に参加する。 ②グループワークでは、メンバーで協力しあい、互いの考えに学びあいながら、課題に取り組む。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
イントロダクション |
【第2回】 |
地域再生に取り組む学びの展開 |
【第3回】 |
社会を作る地域学習の実践と理論 |
【第4回】 |
地域づくりにおける公民館の役割 |
【第5回】 |
社会参加と町内会・自治会の役割 |
【第6回】 |
社会参加と市民活動・NPOの役割 |
【第7回】 |
ディスカッション(1) |
【第8回】 |
地域課題の解決に向けた学び |
【第9回】 |
人口減少社会の地域を支える学び |
【第10回】 |
3・11後社会における暮らしと学び |
【第11回】 |
地域の持続可能性と社会教育システム |
【第12回】 |
ディスカッション(2) |
【第13回】 |
プレゼンテーション(1) |
【第14回】 |
プレゼンテーション(2) |
【第15回】 |
まとめ |
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