Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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教育学演習D 小入羽 秀敬
選択  2単位
【教育】 16-1-1334-4465-12A

1. 授業の概要(ねらい)

 教育学演習Ⅰでは、教育行政学の基礎文献の購読を通じて、教育の法・制度に関する分析の切り口について学んできた。教育学演習Ⅱでは、分析の方法論を学ぶ。具体的には、教育の法・制度を社会科学的な仮説検証型アプローチで分析することを目的とする。

2.
授業の到達目標

 ・仮説構築や検証のための資料収集の方法を理解する。
 ・因果関係を想定した仮説を立てることができるようになる
 ・仮説の検証方法としての比較、統計、事例研究を理解し、そのいずれかを使って分析をすることができるようになる。
 ・分析結果をまとめて発表、レポートにする技術を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 ・平常点:50%(出席・発表レジュメ・議論への参加状況)
 ・レポート:50%

4.
教科書・参考書

 伊藤修一郎『政策リサーチ入門』東京大学出版会

5.
準備学修の内容

 ・理論編においても
 ・文献収集、データ収集やそれらの分析等授業時間外での作業は多い。

6.
その他履修上の注意事項

 ・毎回の出席が非常に重要となるので、最初から最後まで通して参加できる学生に限る。
 ・演習の実践編は分析結果を発表する場であって、文献の精読やデータ分析を行う場所ではないことに留意すること。
 ・データ収集のためにOPACや総務省の統計データのホームページにアクセスすることが想定されるため、授業外でPCによるネット接続環境を確保することが望ましい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
オリエンテーション
【第2回】
<理論編>
リサーチ・クエスチョンをたてる
【第3回】
仮説をたてる
【第4回】
資料・データを収集する
【第5回】
仮説を検証する
【第6回】
リサーチ結果をまとめ、伝える
【第7回】
<実践編>
リサーチ・クエスチョン、仮説の設定①
【第8回】
リサーチ・クエスチョン、仮説の設定②
【第9回】
リサーチ・クエスチョン、仮説の設定③
【第10回】
資料・データ・事例収集①
【第11回】
資料・データ・事例収集②
【第12回】
仮説検証①
【第13回】
仮説検証②
【第14回】
仮説検証③
【第15回】
まとめ