1. |
授業の概要(ねらい) |
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教育学演習Ⅰでは、教育行政学の基礎文献の購読を通じて、教育の法・制度に関する分析の切り口について学んできた。教育学演習Ⅱでは、分析の方法論を学ぶ。具体的には、教育の法・制度を社会科学的な仮説検証型アプローチで分析することを目的とする。
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2. |
授業の到達目標 |
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・仮説構築や検証のための資料収集の方法を理解する。 ・因果関係を想定した仮説を立てることができるようになる ・仮説の検証方法としての比較、統計、事例研究を理解し、そのいずれかを使って分析をすることができるようになる。 ・分析結果をまとめて発表、レポートにする技術を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点:50%(出席・発表レジュメ・議論への参加状況) ・レポート:50%
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4. |
教科書・参考書 |
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伊藤修一郎『政策リサーチ入門』東京大学出版会
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5. |
準備学修の内容 |
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・理論編においても ・文献収集、データ収集やそれらの分析等授業時間外での作業は多い。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・毎回の出席が非常に重要となるので、最初から最後まで通して参加できる学生に限る。 ・演習の実践編は分析結果を発表する場であって、文献の精読やデータ分析を行う場所ではないことに留意すること。 ・データ収集のためにOPACや総務省の統計データのホームページにアクセスすることが想定されるため、授業外でPCによるネット接続環境を確保することが望ましい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション |
【第2回】 |
<理論編> リサーチ・クエスチョンをたてる |
【第3回】 |
仮説をたてる |
【第4回】 |
資料・データを収集する |
【第5回】 |
仮説を検証する |
【第6回】 |
リサーチ結果をまとめ、伝える |
【第7回】 |
<実践編> リサーチ・クエスチョン、仮説の設定① |
【第8回】 |
リサーチ・クエスチョン、仮説の設定② |
【第9回】 |
リサーチ・クエスチョン、仮説の設定③ |
【第10回】 |
資料・データ・事例収集① |
【第11回】 |
資料・データ・事例収集② |
【第12回】 |
仮説検証① |
【第13回】 |
仮説検証② |
【第14回】 |
仮説検証③ |
【第15回】 |
まとめ |
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