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授業の概要(ねらい) |
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本演習では、教育の法・制度を分析するための基本的な考え方を身につけることを目的とする。教育改革に関する基礎的な文献を輪読することで、教育の法・制度に関する課題設定の切り口を学ぶ。扱う領域は就学前教育~高等教育まで幅広く設定する。 演習形式を取るので、文献ごとに担当者を指定する。担当者は要旨とコメントをまとめたレジュメを作成し、発表するものとする。
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2. |
授業の到達目標 |
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・教育の法・制度について、どのような観点からの課題設定が可能なのか理解する。 ・レジュメ作成、ディスカッションの仕方を身につける
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点: 50%(出席・発表レジュメ・議論への参加状況) ・レポート:50%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:小川正人・岩永雅也『日本の教育改革』放送大学教育振興会 2015 参考文献は授業時に指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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・発表の有無にかかわらず、検討文献は毎回必ず読み、論点等はメモしておくこと。 ・授業内で提示した参考文献にもできるだけ目を通すことが望ましい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・初回から最後まで通して参加できる学生に限る。 ・演習形式なので、遅刻厳禁。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
オリエンテーション |
【第2回】 |
戦後日本の教育改革の展開 |
【第3回】 |
国の教育行政機関と教育改革の政治過程 |
【第4回】 |
国と地方の教育行財政改革 |
【第5回】 |
自治体教育行政と教育委員会制度改革 |
【第6回】 |
幼児教育改革の幼保一体化 |
【第7回】 |
幼小・小中・中高の連携・接続・一貫教育 |
【第8回】 |
学力を巡る改革の動向と教育課題 |
【第9回】 |
「開かれた」学校づくりの動向と課題 |
【第10回】 |
教員を巡る制度改革 |
【第11回】 |
教員養成の改革 |
【第12回】 |
後期中等教育の多様性 |
【第13回】 |
高等教育改革の背景 |
【第14回】 |
高等教育における制度改革 |
【第15回】 |
日本型教育改革のゆくえ |
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