1. |
授業の概要(ねらい) |
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キリスト教世界としてのヨーロッパ文明の特質とその多元性を明らかにするとともに、16世紀以降、近代世界を牽引したヨーロッパと北アメリカの歴史的変化を論じることで、近現代世界史の意味を考察する。とくに後期は19世紀半ばから20世紀末までのヨーロッパとアメリカ(アメリカ合衆国)の歴史を、政治・経済・社会の変化を中心に概観する。
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2. |
授業の到達目標 |
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ヨーロッパ文明を把握するともに、近代ヨーロッパとアメリカ大陸の歴史を大西洋世界の形成という視点から解明する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。出席状況も重視します。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献:紀平英作編『アメリカ史』(山川出版社「世界各国史」第24巻)山川出版社、1999年刊
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5. |
準備学修の内容 |
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西洋史の概説的知識が基礎となるため、適宜参考文献を指摘し、授業外での学習を求める。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義を聞くだけでなく、授業中に紹介された研究書や、自分でみつけた講義内容に関連する文献を読み、自発的に勉強を進めることを期待します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
「19世紀後半ナショナリズムの拡大:ヨーロッパとアメリカ」 |
【第2回】 |
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【第3回】 |
「工業化とそれによる社会変化そして帝国主義の時代」 |
【第4回】 |
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【第5回】 |
「第一次世界大戦」 |
【第6回】 |
「1920年代のヨーロッパとアメリカ」 |
【第7回】 |
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【第8回】 |
「大恐慌の発生と深刻化」 |
【第9回】 |
「1930年代の世界」 |
【第10回】 |
「1930代後半と世界秩序の混乱」 |
【第11回】 |
「第二次世界大戦」 |
【第12回】 |
「冷戦の開始」 |
【第13回】 |
「1950年代の世界とアメリカ」 |
【第14回】 |
「1960年代の世界と冷戦の変化」を論じる |
【第15回】 |
まとめと試験を行う |
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