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授業の概要(ねらい) |
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本講義では、戦国~近世前期の「くずし字」で書かれた史料を読み、理解できるようになるための基礎トレーニングを行います。さらに、取り上げる史料が当時どのような意図をもって作成されたのか、その歴史的背景について、あわせて解説していきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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「くずし字」の解読に必要な辞典の使い方を覚える。 戦国~近世前期の古文書に頻出する語句や言い回しに慣れる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間(50%)と期末(50%)のテストにより判断します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:根岸茂夫・佐藤孝之・安池尋幸編『新編 古文書解読字典』(柏書房、1993年)
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5. |
準備学修の内容 |
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配付プリントの復習
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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戦国~近世前期の「くずし字」は、一見すると難解なような気がします。しかし復習をしっかりと行えば、ある程度は読めるようになります。地道な取り組みにはなりますが、近世史を専攻しようという方には受講していただきたく思います。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
授業の内容・進め方についてのガイダンス |
【第2回】 |
戦国期の古文書を読む(「北条氏康書状」) |
【第3回】 |
戦国期の古文書を読む(「北条氏邦書状」) |
【第4回】 |
戦国期の古文書を読む(「北条氏照書状」) |
【第5回】 |
戦国期の古文書を読む(「由良国繁書状」) |
【第6回】 |
豊臣期の古文書を読む(「佐野房綱書状」) |
【第7回】 |
豊臣期の古文書を読む(「豊臣秀吉朱印状」) |
【第8回】 |
中間テストとまとめ |
【第9回】 |
豊臣期の古文書を読む(「伊達政宗書状」) |
【第10回】 |
豊臣期の古文書を読む(「細川忠興書状」) |
【第11回】 |
近世前期の古文書を読む(キリシタン関係) |
【第12回】 |
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【第13回】 |
近世前期の古文書を読む(島原の乱) |
【第14回】 |
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【第15回】 |
テストとまとめ |
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