1. |
授業の概要(ねらい) |
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この講義では、受講生にとって最も身近なフィールドである東京を対象として、現在の東京の土地がどのような歴史的過程を経て形成されたものであるのか紹介します。講義では可能な限り、視聴覚教材やスライドを使用する予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生が東京の地形の特徴とその成り立ちについて、自然史的な視点から理解を深め、論述的に説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験(80%)とレポート課題(20%)により評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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・テキスト テキストは指定しません。 必要に応じてプリントを配布します。 ・参考文献 貝塚爽平『東京の自然史』(講談社学術文庫)
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5. |
準備学修の内容 |
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毎回、授業内容をよく復習してください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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東京周辺の地形やその成り立ちについて積極的に関心を持つようにしてください。 毎回コメントシートを配りますので、質問等を記入して提出してください。 コメントシートは成績評価には一切関係しません。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス、受講上の注意点 |
【第2回】 |
東京の自然① 山の手台地と下町の地形 |
【第3回】 |
東京の自然② 東京の自然と日本の自然 |
【第4回】 |
東京の自然③ 人為的影響に伴う東京の自然の変化 |
【第5回】 |
武蔵野台地と水① 武蔵野台地の地形概観 |
【第6回】 |
武蔵野台地と水② 山の手台地をつくる2つの段丘 |
【第7回】 |
武蔵野台地と水③ 関東ローム層と山の手台地の段丘 |
【第8回】 |
武蔵野台地と水④ 武蔵野台地の川と谷 |
【第9回】 |
武蔵野台地と水⑤ 非対称谷とその成因 |
【第10回】 |
武蔵野台地と水⑥ 武蔵野台地の水害 |
【第11回】 |
武蔵野台地と水⑦ 武蔵野台地の地下水 |
【第12回】 |
氷河時代の東京① 氷河性海面変動と丘陵・台地・段丘の地形 |
【第13回】 |
氷河時代の東京② 古東京川とその支谷 |
【第14回】 |
氷河時代の東京③ 立川段丘と国分寺崖線 |
【第15回】 |
まとめと試験 |
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