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授業の概要(ねらい) |
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親和力: 協働力: 統率力: 感情制御力: 自信創出力: 行動持続力:○ 課題発見力:◎ 計画立案力:○ 実践力:○ 創造力: 近年、多くの就職希望者を対象とした企業の選考試験として取り入れられることが多くなったSPI試験(選抜試験の総称としてSPIという語を用いるが、実際は様々な試験が存在する)における、「能力適性検査(言語・非言語)」で扱われる問題に対応するための「基礎力」を徹底的に定着させる。 就職試験が厳しくなる中で、このSPIを突破しなければ、面接試験にも進めないという企業が多くなっているため、大学一年次からしっかりとした対策を取ることが必要である。二年次、三年次と、本講義に連動した講義が実施されるので、一年次から受講する意欲的な学生を多数求めている。また、本講義には「SPI」の名称を用いているが、公務員志望の学生の基礎的な計算力を養成することにも対応しているので、公務員志望の学生にも受講することを推奨する。 なお、本講義では、特にSPIで求められる柔軟な「問題処理能力」を養うための第一段階として、非言語分野で必須となる「計算力」と「読解力」を中心に訓練する。 また、初回に行うテストの結果に基づいてクラス分け(α・β)を実施し、授業進度を調整する。 下記の授業計画はαクラス(基礎クラス)の予定である。
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2. |
授業の到達目標 |
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本講義を受講した生徒が、次年度の「SPI(企業就職Ⅰ)」や「公務員教養Ⅰ」に進むことを目標とする。本講義を履修していなくてもそれらの講義の受講はできるが、本講義や「企業・公務員基礎教養」を一年次に履修しているほうが学習効果は高い。 授業内容としては、特に「計算力」と「読解力」を高め、SPIの非言語問題や公務員教養の問題を見た時に固まってしまわないようにする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席点・平常点・確認テスト・学期末テストをもって総合的に判断する。 出席点とは授業に出席すること、平常点とは毎回の授業内で行う小テストの得点や授業態度等を加味したもののことである。 α・βのクラスによって成績評価が異なることはない。 出席点・平常点等の出席状況・授業参加態度60%、確認テストおよび学期末テスト評価40%。
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4. |
教科書・参考書 |
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学生が購入しなければならないテキスト・教科書はなく、プリント演習を予定している。 参考文献等は授業内で指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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予習よりも復習を重視してください。 学生によって定着するまでに個人差があるので、不足分は積極的に補いましょう。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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① 演習中心になるので、授業中は手を動かし、集中して取り組むことを望みます。不必要な私語は慎んでください。講師も落ち着いた授業環境を提供することに極力留意しますが、学習意識の高い学生が履修することを期待しています。 ② 遅刻した場合は静かに入室し、速やかに席に着くこと。講師の許可を得ない形での途中退室は認めません。なお、教室に入室できる時間は授業開始後10分とします。(やむを得ず遅刻になった場合は、理由を報告してください。また、静かに入室してください。) 遅刻した場合は静かに入出し、速やかに席に着いてください。 講師の許可を得ない形での途中退出は認めません。 演習中心になるので、授業中は手を動かし、集中して取り組むことを望みます。 ③ 自己啓発支援(キャリア教育)科目を積極的に履修してください。 「キャリアデザインと職業選択Ⅰ」「アドバンストインターンシップⅠ・Ⅱ」
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
SPIの概要に関する説明と計算問題のオリエンテーション 第2回以降の授業内容は、学生の習熟度や確認テストの結果によって調整を行う。 |
【第2回】 |
クラス分けを兼ねた小テスト |
【第3回】 |
クラス分けテストの解説と計算演習 |
【第4回】 |
一次方程式を中心とした計算演習 |
【第5回】 |
非言語分野(仕事算) |
【第6回】 |
非言語分野(水槽算) |
【第7回】 |
非言語分野(損益算) |
【第8回】 |
非言語分野(速度算) |
【第9回】 |
演習・確認テスト第1回(3~8回の復習テスト)・テスト解説・復習 |
【第10回】 |
非言語分野(ここまでの復習) |
【第11回】 |
非言語分野(順列・組み合わせ) |
【第12回】 |
非言語分野(確率) |
【第13回】 |
演習・確認テスト第2回(3~12回の復習テスト)・テスト解説・復習 |
【第14回】 |
ここまでの内容で到達度が低い分野の復習(確認テスト第2回結果を踏まえ) |
【第15回】 |
まとめ・講義内試験を予定 |
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