Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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書道文化概論 I 中村 健太郎
選択  2単位
【人間文化】 16-2-2110-3356-13A

1. 授業の概要(ねらい)

 日本の書道文化について理解を深めることを目的とする。日本の伝統文化の中には、様々な形で書道文化の影響を指摘することができる。本科目では、日本の書道文化を学ぶため、実際に毛筆を使用し、日常生活の中で書道文化を継承する基礎知識を修得する。書道経験の有無は問わないので、経験者も未経験者も書道文化に関心を持ち、授業に臨んでもらいたい。

2.
授業の到達目標

 ・授業で取り上げた書道文化を説明できる。
 ・正しく書道用具を使用することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・レポートの提出(4割)と、授業時間内の小テストおよび、授業への積極的な参加状況等を合計した平常点(6割)で評価する。

4.
教科書・参考書

 参考文献:『決定版 日本書道史』(芸術新聞社)
 参考図書:『書の総合事典』(柏書房)

5.
準備学修の内容

 ・美術館、博物館などの常設展や特別展を利用して、実物鑑賞の機会を多く持つように心掛ける。また、参考文献や授業時間内に配布するプリントを活用して、予習と復習を行う。

6.
その他履修上の注意事項

 ・第1回目の授業のはじめに、本科目の到達目標やレポート課題、成績判定方法について説明を実施する。履修希望者は、全員必ず出席すること。
 ・書道用具が必要となる。用具がない履修希望者には、第1回目の授業で必要となる用具の説明を行い、必要に応じて用具を購入すること。
 ・書道の実習に不都合な服装はさけること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
授業の目的と内容、授業の進め方、評価の仕方など
【第2回】
書道文化の範囲
【第3回】
日本の書道文化・楷書(1)
【第4回】
日本の書道文化・楷書(2)
【第5回】
日本の書道文化・楷書(3)
【第6回】
日本の書道文化・楷書(4)
【第7回】
日本の書道文化・行書(1)
【第8回】
日本の書道文化・行書(2)
【第9回】
日本の書道文化・行書(3)
【第10回】
日本の書道文化・行書(4)
【第11回】
日本の書道文化・草書
【第12回】
日本の書道文化・篆書
【第13回】
日本の書道文化・隷書
【第14回】
日本の書道文化・書表現の多様性
【第15回】
まとめ、課題提出