1. |
授業の概要(ねらい) |
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講義と実技を実施し、柔道の特性を理解し基礎知識と基礎技術を習得することを目的としています。平成24年度から保健体育科で実施されている武道必修化において、柔道を選択する公立中学校は66%に及ぶといわれています。教員採用試験と合わせて、教員を目指す学生が「安全に楽しく柔道を学ぶ」指導法を身につけておくことは必須条件です。本講義では、「柔道の授業における安全管理」と「基本となる受け身や投技、固め技の習得」の2点に重点を置いて実技及び講義を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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①柔道の授業における危険と安全管理を知り、リスクマネジメントを理解する。 ②基本動作や基本技術を習得する。 以上の2つを到達目標とする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・授業への出席状況及び取り組む姿勢により評価する。 ・最終講義において、柔道衣の着用、礼法、受け身、投げ技(1つ)、固め技(1つ)実技試験を実施。
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4. |
教科書・参考書 |
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柔道衣を持っていない学生については、ガイダンスで購入の説明をする。
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5. |
準備学修の内容 |
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学習指導要領に例示されている安全指導のポイント等をよく読み、あらかじめ柔道を通して考えられる危険について勉強しておくことを望む。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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公欠は、書式に沿って作成し必ず提出すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
ガイダンス(授業の流れ) |
【第2回】 |
講義 (柔道の特性、歴史、安全管理) |
【第3回】 |
基本動作①(柔道衣の着方・帯の結び方・礼法・姿勢・足さばき) |
【第4回】 |
基本動作②(受身:後受身・横受身・前受身・前回り受身) |
【第5回】 |
復習(第3回・第4回) |
【第6回】 |
基本動作③(崩し・作り・掛け) |
【第7回】 |
投げ技①(大内刈り・支え釣り込み足) |
【第8回】 |
投げ技②(払腰) |
【第9回】 |
投げ技③(背負い投げ) |
【第10回】 |
復習(第6回~第9回) |
【第11回】 |
固め技①(袈裟固~応用) |
【第12回】 |
固め技②(横四方固・上四方固) |
【第13回】 |
復習(第11回~12回) |
【第14回】 |
安全管理について(授業前・授業中・授業後) |
【第15回】 |
まとめ |
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