1. |
授業の概要(ねらい) |
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マルクスからケインズにいたる経済学の歴史を、理論的な内容に焦点を当てながら概観します。互いに異なる主張を持つ複数の経済理論の形成と展開について、数学的な内容を含めて解説していきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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マルクス以後の経済学の理論的展開について、基本的な内容を理解すること(思想とともに、講義で説明する数学的な内容を理解できるようになること)。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末試験 (60点) … 詳細については後日連絡 平常点 (40点)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは用いません。毎回、レジェメを配布しますが、数式なども含めて書き込んでいくので、集中して受講してください。 参考文献として、根岸隆『経済学史入門』放送大学教育振興会 1997年. 中村達也ほか『経済学の歴史-市場経済を読み解く』有斐閣 2001年. (講義のレジェメはこれらの参考文献に基づいて作成されるので、試験準備などのために、読解することを薦めます)
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5. |
準備学修の内容 |
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参考文献を読み、レジェメを復習しながら学期末の試験に備えること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・私語をせず集中して板書を取り、講義を受けること。講義の一部でコメント用紙等を用いて参加型アクティビティを行なうので、積極的に参加すること。 ・しっかりと勉強したい人だけ出席してください。 ・3回以上、注意を受けた場合は退席すること。 *私語厳禁
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 |
イントロダクション |
【第2回】 |
マルクスとエンゲルスにおける思想形成 |
【第3回】 |
マルクスの『資本論』 |
【第4回】 |
マルクス-利潤率低下法則 |
【第5回】 |
古典派経済学と限界革命 |
【第6回】 |
クールノーの数理経済学 |
【第7回】 |
ワルラスと一般均衡理論 |
【第8回】 |
ジェボンズと裁定行動 |
【第9回】 |
メンガ―とオーストリア学派 |
【第10回】 |
シュンペーターの「新結合(イノベーション)」 |
【第11回】 |
マーシャルとケンブリッジ学派 |
【第12回】 |
ケインズの理論と哲学 |
【第13回】 |
ケインズの「一般理論」 |
【第14回】 |
ケインズ以後の経済学 |
【第15回】 |
まとめと復習 |
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