Web Syllabus(講義概要)

平成28年度

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基礎物理(Basic Physics) 中村 真一
1年 機械・航空・情報前期 総合基礎科目 2単位
【総合・前】 16-1-0030-2341

1.
授業目標

到達目標は、物理の力学の分野を理解できることです。物体の位置・速度・加速度や物体に力が加わったときの運動などについて学びます。高校で物理を取得しなかった者を対象としたレベルです。

2.
授業概要

静止系の力学、ニュートンの運動の法則、作用・反作用、速度と加速度、自由落下と放物運動、運動量、仕事とエネルギー

3.
準備学習(授業時間外の学習)

指定した教科書(もしくは、同等の教科書)の力学の部分を事前に読んでおいて下さい。
理解に必要な数学をマスターしておいて下さい。

4.
授業計画

第1回:単位について
第2回:速度
第3回:加速度
第4回:落下運動
第5回:放物運動
第6回:力
第7回:運動の法則(1) 慣性
第8回:運動の法則(2) 運動と重さ
第9回:さまざまな運動(1) 円運動
第10回:さまざまな運動(2) 単振り子
第11回:仕事とエネルギー(1) 仕事
第12回:仕事とエネルギー(2) 運動エネルギーと位置エネルギー
第13回:仕事とエネルギー(3) 力学的エネルギー
第14回:運動の相対性
第15回:まとめ
テキストの流れに従い、詳細に説明を行い、具体的な計算も示します。毎回演習を行い、理解度を高めます。各回とも最初の1時間程度VTR、DVDを用いた物理現象の説明を行い、残り時間で演習を行います。

5.
成績評価の方法、基準

講義で学んだ後、簡単な演習を行いより身近なものとします。成績評価は、毎回の演習の得点合計で行います。レポートを課したときは、レポート点を付加することがあります。

6.
使用テキスト及び使用教材

『基礎物理学』(学術図書出版社、原康夫著)、同等の別の教科書でも構いません。
NHK教材のVTR/DVDとカレッジサイエンスのDVDを使用します。
ホームページも演習問題を掲載するなど活用します。 http://www.mse.teikyo-u.ac.jp/faculty/nakamura/

7.
その他

演習用に毎回レポート用紙と関数電卓を持参してください。